2004.01.12 画期的?
成人の日のきょうは、某化粧品メーカーのセミナーにでた。これから3月にかけてでてくる新製品の勉強である。いつのセミナーでも新製品の説明には「今までにない」「他社よりも優れている」「当社の従来品にくらべて進歩している」などなど、いかにも画期的であることを「恥ずかしげもなく」言ってのけるメーカーであったが、今回はちょっと遠慮がちな印象を受けた。
そうそういつもいつも「画期的」なものばかり作り出せるわけはない。今回のラインナップは、他社の追随であったり、従来なかったところを埋めるニッチ的なものが多かったのだから、トーンダウンもやむを得ないか。メーカーもそろそろ「ちょっとだけ目先を変えた」新製品を投入し続ける姿勢から、既存のものをじっくり大切に育てる方向へと舵を切るべきではないかと思えてならない。われわれの業態ですら数年先には陳腐化した商材の引き揚げが行われ、それらは産業廃棄物となっていくのだ。フェイス取りの激しいコンビニ向けの新製品開発競争に至っては、何をか言わんやである。
画期的といえば、夜のテレビで「マヨネーズ」を顔に塗るパックで、色黒がみるみる色白になどというくだらないことを「トクダネ」と称して放送していた。曰く、古い角質がとれていくというのだが、こんなこと至極当たり前の話。クレンジングクリームを使ったのと同じことなのだから。まぁ、原材料が安心なものだから、レモンの輪切りを貼ったり、キュウリを貼ったりするよりはいいかもしれない。
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