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2004/04/13

2004.04.12 気分はエリート

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 日帰り東京出張。名古屋9:36発の「のぞみ116号」は名古屋で満席になる。斜めすぐ前の3人がけの席に4歳くらいの男の子と2歳くらいの女の子を連れた夫婦が座る。乗ってきた時から男の子はこんこんと咳を繰り返していたし、女の娘はご機嫌斜めだった。男の子はおとなしく本か何かを読んでいるようだったが、女の娘は虫の居所が悪いのか、眠いのか、おなかが空いたのか、とにかく大きな声をあげて泣いている。そして、一向に泣きつかれることがない。奥さんと旦那さんとかわるがわるだっこしたり、ことばであやそうとしているのだが、一向に泣きやまない。

 この時間の東京行き「のぞみ」は、出張のスーツ族が多い。何とかならないのかといういらだちも感じられるも、注意をするわけにもいかないというムードも漂う。新横浜のちょっと前になってようやくデッキに連れて行ったが、こんどはデッキからいっそう大きな声で泣いているのが聞こえてきて余計に耳をそばだててしまう。結局、東京駅に着く寸前まで泣いていた。で、もうすぐ到着というところで泣きつかれて眠ったようだ。となると、駅での移動が大変だろうなと気の毒になるが、実際のところ、そうなる前にデッキで泣きやませ寝付かせる努力をすべきだったから自業自得だといってしまっては、ちとかわいそうか。

 事務局での打ち合わせ・ミーティングのあと、初夏を思わせる気持ちのいい夕方に、都内のどこかを走ろうとシューズとウエアを持ってでていた。ふつうの人からしたら「変なひと」である。携帯の電池がピンチとなったので秋葉原のauショップに駆け込んで、充電を待つ間、神田に出て銭湯に荷物を預けて「皇居」にするか、千駄ヶ谷に向かって国立競技場のトレーニングセンターに荷物を預けるか考える。で、結論は、カクテル光線に映える国立競技場のトラックに「栄光のゴール?」することをイメージして、国立競技場に向かう。1日利用で1200円は銭湯よりはかなり割高だけどしかたない。

 まず400mのトラックを軽く2周してウオーミングアップ。そして外へと走り出る。神宮外苑から迎賓館の前に抜け、赤坂から青山1丁目を西麻布の方向に回って青山墓地下から1週間前ならキレイだっただろう桜並木の道を真っ直ぐ突っ切って絵画館前まで戻る。そして、カクテル光線に照らし出されたトラックにゴールする。トラックの周回を含めて9.7km(km4:30ペース)とても気持ちのよい汗をかけた。

 う~ん、充実の一日。今度は木曜日の朝に出張先の大阪城公園を走ろうかなどと考えている酔狂なわたしである。

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