2004.07.14 続・手数料
「梅雨明け10日は晴れが続く」といわれるが、きょうの名古屋は35.9℃。この先が思いやられる梅雨明け2日目である。
けさの日経朝刊のスクープ「三菱東京フィナンシャルグループとUFJホールディングスが統合」というニュースにはちょっと驚いた。UFJになった時、いかにも対等のように言われていたけれど、実のところ三和が東海を吸収したようなかたちだったことで、地元びいきの名古屋人としては「東海」色が薄まったことを淋しく思ったものだが、東京三菱銀行と一緒になってしまえば、もっとその色は薄まることだろう。銀行といえば未だに「東海」と言う人の多い名古屋だけに反響は大きそうだ。
さて、きのうO信用金庫の両替機の有料化に噛みついたが、いろいろ調べてみたらこれはもう時流だったことに気づかされた。銀行や信用金庫のホームページを調べてみたのだが、4大メガバンクでは、東京三菱・みずほが「原則有料」(1日1回50枚以下の場合は無料)、りそなは「無料」だった。UFJはサイトに両替手数料については記述がなかったが、UFJのキャッシュカードがあれば無料で「原則無制限」利用できるのだから、結構優秀というところか。横浜銀行も静岡銀行もやはり51枚以上からは有料だった。
地方銀行の中には両替機の年間使用料をとるところもあった。それも第三銀行10080円・八千代銀行12600円・足利銀行18900円とビックリするくらいの額だ。もっともこの3行とも「バラ」の硬貨・紙幣への両替は無料とあって、個人の人の両替には負担がないようにしているようだ。だけど、50枚単位で包装してある硬貨のほうが補充しやすいだろうし、面倒くささを我慢すれば、われわれ小売業の者でも、バラの両替をくり返せば無料ということになるので、ちょっと納得いかないものもある。
大量の硬貨を預金する場合も手数料を徴収するというのも徐々にひろがりつつあるようだ。ブタの貯金箱に一杯の10円玉を貯金しようとすると手数料が取られる時代なのだ。でも、ゼロに近いとはいえ預金は金利をおつけするものだし、両替は等価交換だから、手数料をいただかなくちゃやってられないというのが銀行側の理屈なのだろうけれど、大量の硬貨といったって、わたしたちがするみたいに10枚ずつの山をつくって数を数えるわけじゃない。計数機を使って一気に数えてしまうのだからどうもまだ釈然としないものが残る。
きょうの合併話で世界一のメガバンクの誕生となるようだが、世界一の資金量ではなくて、世界一のサービスを誇る銀行の誕生を期待したいものだ。
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