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2004/07/23

2004.07.23 上手の手から水が漏れる

 最高気温34.5℃。午前中は薄く雲がかかりギラギラと照りつける感じがなかったこともあって、なんだか涼しく感じた。けさは開店前に1時間ちょっとかけてダイレクトメールの宅配をした。「汗だく」「ドロドロ」「のどカラカラ」を覚悟していたのだが、そのお天気に恵まれて、いい汗かいたという程度で終えられた。

 午後3時過ぎ、近くの郵便局に税金・年金の払い込みと配当金を通帳に入金するために出かけた。着いた時は番号札の順番待ちが7人となっていた。週末ということもあって、2人のことも多い窓口もきょうは3人体制だ。でも、そのうちのひとつは新人研修のようだった。とても明るくてあいさつもちゃんとできる娘だけど、業務はおぼつかないようで、すぐ後ろにベテランの男性がつきっきりで指導している。徐々にお客さんが増えてきて順番待ちが10人になったところで、その指導役の男性は「もういかん、かわるわ」と言って窓口に座り、新人さんを後ろに立たせて見て覚えるように指示を出す。見ているほうとしてはあまり感じのよいことではなかったが、窓口は4時までだし、お客様が増えてきたのでやむを得ないと判断したのだろう。

 わたしの順番がきた。図らずもそのベテラン氏にあたった。年金の払い込みが3人分、固定資産税の納付が3通、NTTの支払が1件、そして2通の株式の配当金を郵便貯金通帳に入金というのが、わたしの依頼事項である。確認したところで、では後ろでかけてお待ちくださいということになった。ちょうど座るところがなくなってしまったので、立って様子を見ていると、手元はみえないが、どうも「税金の用紙はこのように拡げて・・・」というようなことを言っているようだ。ほどなく名前が呼ばれる。新人さんもにこやかに「お待たせしました」って言ってくれる。この娘、仕事を覚えてもこのままの愛想よさを忘れないでいたら人気がでるかもという感じだ。

 通帳や払い込みの控えなどを受け取ってうちに戻る。通帳を見てみると配当金の入金が記帳されていない。記帳済みの出金以降も出入りがあったことは間違いないのにそれも記帳されていない。ということは、通帳はまったくなにもしていないということだ。すぐに局に戻り、窓口のベテラン氏に通帳を見せる。「いつ頃ですか?」っていうから、ホンの数分前だと答えると、液晶画面を見て「あっ!」と声をあげる。入金の段取りだけはしたけれど、通帳を端末に入れて業務をするのを忘れたということなのだろう。すぐに端末に通帳を通し、無事入金と記帳がすんだからいいけれど、もし、わたしが戻るまでの間に他の人の通帳を端末に入れていたら、その通帳に配当金が入金されていたのかもしれない。これは結構大変なミスなのじゃないかなぁ。

 ベテラン氏、「申し訳ありません」と平謝りだったけれど、新人さんの手前ちょっとまずかったね。指導に神経を使いすぎていたということだろうけれど、たとえウン千円といっても、お金に関わることは慎重にも慎重を重ねないといけないもんね。わたしとしては「他山の石」というところ。

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