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2004/09/09

2004.09.08 一流の気分

 朝7時前の「のぞみ」で品川経由、逗子へ向かう。品川からの横須賀線は750円也を奮発してグリーン車に乗る。2階からの眺めはなかなかのもの。逗子からタクシーで湘南国際村の中にある某化粧品メーカーの研修施設に向かう。

 われわれの化粧品組合が導入しているブラウザ依存型のグループウエアの会社から、導入事例を広告に使用したいという要請があった。広告に使用する写真にちょっとまとまった人数がほしいということだったので、前日からこの研修施設で行われていたセミナーを担当していた委員会のメンバーなどに協力を要請したという次第。それと、この施設はロケーションもいいし、館内もとてもキレイなので、写真の背景には事欠かないと思われたからだ。

 セミナーの参加者が帰っていった午後1時過ぎから広告用の写真撮影。われわれ15名ほどに、この会社のイメージキャラクターである元バレーボール日本代表の益子直美さんが加わる。まったく同じ場所、同じカットを撮影するのだけど、30枚(フィルム3本)は撮ったであろうか。フイルムの入れ換えの間には、すかさずメイクさんとスタイリストさんが益子さんの髪を直し、シャツブラウスの衿を直したりと動き回る。プロの撮影はなかなか大変である。その後、ライターさんの取材を受ける。これまた、プロらしく筋道を立てて、なおかつこのグループウエア自体のことだけでなく、業界のことわれわれの組合のことなど背景面もキッチリ取材された。

 4時過ぎに逗子をでて、原宿に向かう。毎週水曜日は渋谷のNHKの横にある「織田フィールド」という400mの陸上のトラックが一般開放されているからだ。きょうは新学期も始まり、走るのには気持ちのいい気候になってきたこともあってか、着いた17時半頃はトラックは高校・大学の陸上部員たちで混みあっていた。ロッカーもいちばん隅の一番下にかろうじて空きがあっただけ。約1時間、途中からは東京のラン仲間も加わってゆっくりとJOGを楽しんでくる。ふだんの緑地を走るのと違って、ちょっと「一流」の気分を感じられたりする。

 汗をかいたあとは、やっぱビールでしょというわけで、仕事から直行の仲間も交えて10人で呑み会。まだまだ盛り上がっているところを(薄くなった)後ろ髪を引かれる思いで渋谷駅へ。品川22:07の最終「ひかり」で帰名。品川駅ができたことで、渋谷に今までより30分近く長くいられるようになったのは便利だ。熱海を過ぎて眠りに落ちたが、浜松駅に停まる頃、何か言い合う声で目が覚める。A~Cの3席にごろんと横になって寝ているおやぢが、どうも飲み残しのビールを床にこぼしたらしい。うしろの席の女性が泣きそうな顔でバックをペーパータオルでふいている。車掌がその酔客に何事か注意をしているのだが、どうにも埒があかないようだ。あわてて窓際に置いたビールの缶を触ってみる。あぁ、よかった。飲み残しはない。東京からの帰りは飲んで眠ってしまうことも多い、気をつけなくては・・・。

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