2004.10.01 オレらしい
10月のスタートは「雲ひとつない」というのはこういうことをいうのだという申し分のない秋晴れ。朝はこの秋いちばんの冷え込みとなりさわやかさも全開。
それに合わせるかのように花粉症の症状も全開。涙目、目のかゆみ、鼻水の3点セットで襲いかかってくる。きょうは4週間ごとの内科診察日、予約は12時。朝方の涙目はおさまったが、鼻水はまだ止まらない。なんとかやり過ごせればと思ったけれど、そこはそれ、相手もプロだから「花粉症ですか?」と見破られる。そして、「薬を出しておきましょうか」ときっちり営業された。
「前にも処方していただいたことがあったんですけれど全然効かなくて」とさりげなく拒否の姿勢を示すが、「まぁ、それとは違う薬をだしましょう」と、相手も引かない。「おわかりのことと思うけれど、花粉症は治りませんが、少しでも症状が楽になったらいいんじゃないですか?」と水を向けられては、「それでも絶対にいりません」とはいえない。だって、症状が緩和されればたしかに助かるもの・・・。「では、内服薬と点眼薬、点鼻薬をだしておきましょう」。
きょうは採血の日だ。結果が楽しみだけど、その前にきょうは採血担当のところにいるのが一番若くてかわいい看護婦さんだったので、採血そのものが楽しみという「変態おやぢ」と化す。右腕を差し出すと肘の内側をアルコールで消毒、指先で弾いて血管を浮き上がらせようとしているが、わたしが見てもいつもに比べて浮き上がり方が少ない。やがて意を決したように、「じゃぁ、ちょっと痛いですよ」といいつつ針を刺す。針先を微妙に動かしていたが、うまく血管に入らなかったようだ。「ごめんなさい、ごめんなさい」と何度もあやまりつつ針を抜く。そして左腕に変更。
こんどは手のひらでパンパンと叩いたりして血管を浮かび上がらせようとしている。こちら側もイマイチくっきりとはいかなかったけれど、なんとかすんなり採血に成功。先輩の看護婦さんに「あらあら、伊藤さんってそんなに採血しにくい人でしたっけ?」と、両腕の脱脂綿を見とがめられた彼女のばつの悪そうな顔もまたかわいかったりして・・・う~ん、だめだ、完全に「おやぢ」が入ってる。
午後、中日ファンの友人が訪ねてくる。「いよいよだね」と水を向けるとうれしそうだけど5年前とは全然違う感じだ。当人も「ことしはもう応援しないと思っていたけれど、結局中日というチームを応援することになったからね」と言う。前から言っていたことだけれど「オレ流」監督がイマイチなのである。それは、名古屋全体がもうひとつ盛り上がりを欠いているのにも通じていることのようだ。阪神ファンのわたしから見ていいても「のめりこんで」応援しようという気分にさせないところがある。
それでも地元放送局は胴上げの瞬間を中継しようと懸命だ。きのうは7:00~9:54の秋の改編期の特番を名古屋だけ中継に差し替えていた。きょうも6:19~8:54で中継。やはり特番を差し替えている。しかし、8:54といえば、よほどスムーズに試合が進まないと胴上げの瞬間をとらえるのにはむつかしい時間だ。その後の9時台の番組欄にも中継を随時挿入と書いてあるが果たして・・・今は1対1の同点である。投手戦で試合の進行が速いから番組の枠内に収まるかも・・・。
ところが、再三のチャンスをつぶして延長へ。地元局はナゴヤドームの映像を画面の3分の2ぐらいに映し出し、9時からのバラエティを左下に押し込んで中継を続けたが、残念なことに全国ネットのCMは切れないし、音声もバラエティのもの。試合の中継は「副音声」か「ラジオ」でと字幕が出ていた。なんとか肝心なところは放送できたが、肝心の試合は、21時26分にヤクルトが負けてとりあえず優勝は決定。最終の12回に広島に満塁ホームランを打たれて、負けて落合監督の胴上げとなる。監督自身が「負けて胴上げってオレらしくていいんじゃない」と語ったが、まさにそんな感じだ。まぁ、それでも優勝にいささかも傷がつくわけではない。補強なき現有勢力で本当に制覇してしまったことには素直に脱帽である。
イチローの大リーグ新記録はあした以降。中日ファンは、あすのスポーツ新聞の1面をおさえられてよかったなぁと思っていることだろう。
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