2004.10.06 自営業の定年
朝からさわやかな秋晴れ。晴れると日中は結構暑くなる。気温差で体調をくずさないようにしないといけないなって思う。
夕方、1本の電話。化粧品組合の全国組織の中でもっとも親しく、もっとも勉強させてもらった、事務局の女性にいわせると「唯一のお友達」のTさんが10月いっぱいでお店を閉めるのだという。JRと私鉄の駅の乗り換えなどでお店の前を1日に7万人もの人が通るという立地。周囲を大型の量販店に囲まれ、ドラッグストアも林立する中で、厳しい戦いを強いられていたことはたしかだが、けっして商売的に苦況だったわけではない。逆に前年を上回る実績をあげていて、現にことしの年次大会では、そうした厳しい状況下での勝ち残り方を検証データとともにプレゼンテーションする予定だったのだから。
なんでも、自社物件の建物を貸して収入を得ることにするのだそうだ。そういう物件を探している企業などとの仲介をする業者から持ち込まれた条件がよかったのだという。
ずっと以前から、自営業の「定年」というか身の引き方という話はよくしていた。じぶん自身もお店(会社)も体力のあるうちに道筋をつけないと禍根を残すことになると・・・。とはいえ、まだ50代半ば。いくらまわりの同年代の仲間の死が相次いだといっても何故?という思いを描く人が圧倒的だろうと思う。でも、わたしは、なんだかすごく清々しい感じがする。そして、うらやましくもある。
ただ、目の前に迫ってきている年次大会のことを思うと目の前が真っ暗だ。どうすんの? わたしひとりじゃできないよぉ・・・。
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