2004.10.24 一生のお願い
くもりがちの日曜日。少しひんやりとしている。地震から一夜明けた新潟中越地方の惨状はすさまじいばかり。まばゆい秋の日差しが明るく照らしても速やかには復旧しそうもない自然が剥いた牙がよりくっきりと目に飛び込んでくるだけだ。けさはそんな映像を見ているうちに走りに出そびれた。
気になっていた母の実家だが、午前中に電話が通じた。揺れはひどかったがとりあえず電気も水道もだいじょうぶだし、建物も裏山もなんともなかったということだった。被災された方には申し訳ないが、わが家的にはホッと一息である。叔母はちょうど夕食の支度で台所に立っていたらしいが、その瞬間はとてもふつうに立っていられず、台所の流しの縁につかまっていたという。
きょうはDMの準備に大車輪。何とかメール便を発送し、自分たちで配達する分も作り終えた。今夜、閉店後にも集合住宅から配達をはじめようかと思っている。何とかメドが立って、ちょっと一息しているところに妻から「一生のお願い」をされる。何事かと思えば、庭に隅にネズミの死骸があるのだという。しかも、お尻のあたりをかじられているという。それを始末してほしいというのだ。
自慢じゃないが、こういうことは大嫌いだ。でも、「一生のお願い」と言われてはねぇ・・・というわけで、ボロ布とスーパーの袋を2枚もって処理に向かう。日が落ちてかなり暗くなっているので、これか・・・というのはわかったが、かじられたという悲惨な様は見えなくて助かった。まずボロ布で姿を覆って、1枚目の袋を手袋がわりにして包みとる。げっ、まだやわらかい・・・。それに結構大きい・・・。腕が縮こまりそうなところを何とかこらえて処理完了。あぁ、ゾクゾクしたぁ。人がいやがることをしたから、ちょっといいことがあるかもねって期待したりして。
あしたは定休日。先週は取材、来週から3週連続で名古屋にいないので、うちにいる貴重な(?)休みとなる。それにしても、今週もいろいろあったなぁ・・・。台風も来たし、阪神の久万オーナー・野崎球団社長が辞任することになったし、地震はあったし、久しぶりに宮里藍ちゃんが優勝したし、明日未明のF1ブラジルグランプリ(今季最終戦)では佐藤琢磨が6番グリットからスタートということになったし(そうそう、来年からピットでのタイヤ交換がなくなるんだそうだ)、地震の陰に隠れてしまったが、サマワの自衛隊宿営地に砲弾が着弾した。アメリカ産の牛肉の輸入再開もなんとなく曖昧なところを残したまま再開されそうだ。どうなっていくんだろう・・・ニッポン。
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