2005.01.01 御利益
あざやかな冬晴れの元旦。朝の最低気温は0.7℃。空気がピーンと張りつめていて清々しい。
町内にちいさな神社がある。人がふたりも入ればお尻がぶつかりそうな小さなところだが、毎月1日と15日に、町内の各家庭が順番にお供えをしてお守りをしている。きょう1月1日の当番がうちだった。お正月早々、こうしてご奉仕できるということは、何かいいことがあるかもしれないと思わせてくれる。
日の出前に、海のもの地のもの山のもののお供えと、御神酒、御洗米、塩を供えに行く。あわせて落ち葉などを掃き清めてくる。結婚して25年、たしかこれが2回目の元旦の当番だと思う。前回の当番の年がどうだったかは覚えていないが、なんだか、ことしはよいスタートが切れそうなそんな1年のはじまりとなった。
8時過ぎ、初日の出を見にいっていた次男の帰りを待って、ことしも家族揃って熱田神宮にお参りをする。わたしたちは熱田神宮で結婚式を挙げているので、垣内での参拝券が送られてくる、それで毎年、家族ともどもお参りをさせていただいている。ことしもまたお社の向こうの空がきれいな青空で清新な気分となる。ここでも、ことしはよいスタートが切れそうな気分となれたのだけど、果たして。
おみくじをひいた長男は「吉」、次男は「小吉」だった。次男の「学び」の項に「怠らず続くべし」とあったのが的を射ていて大笑い。
ニューイヤー駅伝やらサッカー天皇杯決勝の前半などをゴロゴロしながら見ていたが、15時ちょっと前に、ことしの「走り初め」にいつもの緑地に向け走り出す。北風が冷たかったけれど、あいかわらずの冬晴れに足取りも軽くなる。緑地では、時間帯や休みが違うのでいつもは出会うことのないランナーが3~4人。緑地の遊歩道が直線となって先を見通せるところで、300mほど先を行くランナーひとり。km5分半くらいのペースだろうか?こういう時ってついつい追いつき追い越したくなるもの。とりわけきょうは駅伝の中継を見ているからなおさらだ。
こちらはkm4分半くらいのペースなので、背中がグングンと近づいてくる。並びかけるとそのまま一気に抜き去る。う~ん、快感。失礼だから、ふり返りはしないけれど、どんどん足音が遠のくので、完全に置き去ったことがわかる。もっとも勝負じゃないので、気持ちよくなっているのはわたしだけなのだけど・・・。
妹一家がやってきてのにぎやかな夕食も例年どおり。ことしのすき焼きもまずまずうまく作れたし、「御利益」ありそうだし、「走り初め」も気持ちよくできたことだし、ほんとにことしは「いい年」になってほしいものだ。
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