« 2004.01.02 初夢 | トップページ | 2005.01.04 ついてる? »

2005/01/03

2005.01.03 観戦&読書

 きょうも快晴。朝は-0.4℃まで下がる。けさも朝のお雑煮前に走りに出た緑地の人工池はかなり氷結していた。鴨がやってくるほうの池は、きのうと違って半分以上で水面がでていた。いつもやってきている鴨が6羽、それでもちょっと窮屈そうに泳いでいた。

 きょうは一日のんびり過ごした。というか、だらだらと過ごしたというべきか。箱根駅伝をずっと見ていたが、上位10校に与えられる「シード」をめぐる攻防が印象的だった。それは、箱根を下った7区から延々と繰りひろげられていたが、少しずつ決着ついていき、最終10区は、2校での目に見えない「壁」をはさんだ闘いに。先行する神奈川大を早稲田が追う展開。鶴見の中継所で1分強あったリードはグングンと縮まったが、あと少しというところで追いつめきれない。結局、早稲田の高岡選手は「区間新」の走りをしながら、22秒差で11位。来年のシード権を得ることができなかった。

 快走しながら笑顔はなく、ゴールとともに泣き崩れる姿にもらい泣き。「これほどまでに悲しく悔しい区間新はあったでしょうか」とアナウンサーが語ったけれど、勝負の世界は冷徹で残酷なものだとあらためて感じさせられた。

 箱根駅伝のあとはアメリカンフットボール日本一決定戦の「ライスボール」。三連覇のかかった立命館大学を、社会人代表の松下電工インパルスが完膚無きまでにたたきのめした試合だった。練習量でどうしても劣る社会人チームは、このところ大学チームに敗戦続きだったが、今回は戦術を読み切ったある意味「老獪」な勝利だった。クオーターバックが完璧に抑えられてしまってはアメフトは試合にならない。トリッキーな戦法は、正攻法が封じられたからとあわてて繰り出しても所詮「奇策」でしかないものだ。

 夕方からは、昨日買ってきたようやく文庫になった、あさのあつこの「バッテリー」シリーズの第三巻を読む。こちらは少年野球が題材の小説だ。「読めば誰でも10代に戻れる小説」というキャッチコピーだが、10代に戻るというより、じぶんの10代ってこんなにピュアだったかなぁと、登場人物をうらやむ気持ちになる。肩が凝らない筆致がお正月の読書にはふさわしいし、何より、心のずっと奥のほうにちょっとだけ熱いものが燃えたような感じになれたのが、年の初めにふさわしい。

 熱くなった話の最後に、異なる話をひとつ。きのうの夜、テレビで放送していた「踊る大捜査線 THE MOVIE2」。エンディング近くでいかりや長介扮する和久さんが、腕の「指導員」という腕章を外し、これからは若い者で・・・と去っていく後ろ姿を引いた位置から撮っているシーンがある。ロードショーで観た時にも印象に残るシーンだったが、いかりやさんは昨年亡くなられたので、昨夜の放映ではさらに印象度が高くなった。もう、ほんとうに和久さんの姿を見ることはできなくなってしまった。残念だ。

« 2004.01.02 初夢 | トップページ | 2005.01.04 ついてる? »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 2005.01.03 観戦&読書:

« 2004.01.02 初夢 | トップページ | 2005.01.04 ついてる? »

2025年2月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28  

カテゴリー

  • パソコン・インターネット
  • 住まい・インテリア
  • 旅行・地域
  • 日記・コラム・つぶやき
  • 映画・テレビ
  • 美容・コスメ
  • 趣味