2005.01.08 継続支援
冬型になって強烈に冷え込むという予報だったのが、けさは氷点下には至らず意外に暖かい朝を迎えた。シャッターを開けた時も南向きのお店の前はさほど寒いとは感じなかった。ゴミを片づけに駐車場のほうに回ると強い北風が吹きつけてきて、さすがに体感的に寒さを覚える。
きょうはなんとなくだらだらしていて、宅配用のチラシを印刷したり、校正したりした他は、なんだか何もしないうちに一日が終わってしまったという感じだ。あたらしいフリーのスケジュール管理ソフトをインストールしてみたというのは、あまり業務に関係のない話だ。「厳しい」と口にするわりには何も行動を起こさないでいては活路は開けないのに・・・。と、夜になって猛省。でも、過ぎた時間は取り戻せない。
午後、年始のあいさつに来てくれた化粧品やさん仲間と、ちょっと喫茶店でブレイクタイム。そこで話していたことだけど、どうも日本人って飽きっぽいというかなんというか・・・。今、新聞もテレビも「スマトラ沖地震」とその津波の被害の話で持ちきりだ。この冬型の気圧配置で大雪になっているであろう新潟中越地震の被災地の話は、すっかりどこへやらである。山古志村で雪の重みで何軒かの住宅が全壊したという記事も、ホンの片隅に小さく載せられていただけだ。
思えば、昨年は「災」の年、中越地震のすぐ前には、京都府や兵庫県の北部に大雨がおおきな被害をもたらしていた。福井県でも新潟県でも三重県でも大雨の被害は大きかった年だったのに、その後のことはトンと聞こえてこない。すっかり元どおりとなっているのならよいのだけど、必ずしもそうとはいえないだろうと思う。折しも、この17日は、あの阪神淡路大震災から丸10年となる。昨年秋、四国の帰りに高速バスで通った神戸の街並みは、震災から1ヶ月半後に見た青いビニールシートとがれきと砂埃の風景からはすっかり元どおりになっていたが、そのくらいのスパンで継続して支援していくことが必要なのだろうと思う。
何億ドルという巨額の援助金のニュースは、さながらオークションの最終局面で、一気に金額がせり上がっていく時のような印象を受ける。一時の額の大きさを競い合っても意味のないことだろうに・・・。なんだか、大した仕事もしていないのにそんなエラそうなことを考えた一日である。
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