2005.05.07 愛知は元気
明け方、一度目が覚めたときには雨音がしていた。起きだしたときはどんより曇っていたものの雨があがっていたのだが、そろそろ走りに行く準備をと思いだした頃から、またまた雨の音がしはじめた。大した降りではないようには思ったけど、夜来の雨で水たまりができているので、きっとハネをあげて走ることになるなぁと考えはじめると、躊躇の念が強くなる。お店の開店に間に合うギリギリの時間まで迷ったが、細かい雨は降り止まずじまいでけさも走りにでず。まぁ、さしあたり目標があるわけじゃないのでいいのだけど。
走りにでるのをやめたので、いつも以上に時間をかけて新聞に目を通す。JR西日本の不祥事のデパート状態には呆れるばかり。孟子が「惻隠の情」を説いている。哀れみの心を持つことと訳されることが多いようだが、孟子自身は、たとえば井戸に落ちそうになっているこどもを見かけたとしたら、誰もが駆けよって助けようとするそういう心を持っているものと説いていたと記憶している。
阪神淡路大震災のつらい経験もあった地域でもあり、もともと面倒見のよい関西人気質もあり、事故現場の工場の従業員やら、乗り合わせた乗客も救助救援にあたったという報道があったが、これはまさに「惻隠の情」をみんなが発揮したからに相違ない。一方のJR西日本の職員はどうだろう。ひとりひとりはその「情」を持っていたと思うし、そう思いたい。ただ、会社という組織の中に組み込まれたひとつのコマとなったときに、そうした本来発揮されるべき人間の「情」を失っていたというのだろうか。それでは、自動車の塗装工程の作業ロボットのような「感情をもたない」ものでしかない。淋しい話だ。
お店を開けた10時頃には、朝方の雨が嘘のように快晴となった。風がかなり強く吹き抜け、まさに「風薫る」さわやかな一日となった。走れなかったことがちょっと恨めしい。
インターネットのニュースサイトに、資生堂の調査によれば「愛知県」の女性が化粧品の購入に充てる金額が突出していると書かれていた。最近「名古屋は元気」といわれるが、名古屋嬢は素肌の美しさを磨くことでも化粧品市場をも牽引していることがうかがえるのだそうだ。うちのような「街のお化粧品やさん」では、客層が違うので正直その実感はないけれど、ちゃんとしたサンプル数の調査なのでそうなんだろうなぁ・・・と、妙な感心をしてしまった。 <調査のまとめ>
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