第2週の日曜日は定休日。朝から気持ちのよい五月晴れ。休みなのでいつもの緑地を3周、久々の13.9km。気持ちいい!
昼食後、上京。あしたとあさってこのあとお世話になる会社で、事業計画についてのすりあわせなどをすることになっているので、きょうは前泊して単身生活のための住まい探しをしようと考えてのこと。
勤務地への交通の便の関係で小田急沿線がいいのかなとネットでいろいろリサーチしていたのだが、きょうも小田急の朝のラッシュは殺人的という話を聴いたり、小田急沿線は基本的に住宅として好立地なので家賃相場が高いと聞かされたりしたこともあって迷いに迷いながらの上京だった。
のぞみの車中でも、最初の思いを貫いて小田急の経堂までいこうか、小田急にこだわらずに選ぼうか最後まで迷っていたが、通勤経験のないわたしであり、若くもないこともあって、やはり「殺人的」ラッシュは回避することにした。
自宅の建て替えの件でお世話になっている会社に教えてもらったサイトで調べておいた渋谷のお店に出かけてみる。ただ、ここは渋谷という土地柄もあり、小田急・東急などの人気のある沿線の物件が多く、なるべくリーズナブルにあげたいわたしの希望にはちょっと・・・という感じ。ただ、この会社の池袋店の物件にはちょっと惹かれるものがあった。簡単なデータは出してくれたが、細かい情報は待っていたのに届かなかった。応対してくれた担当者の感じのよさにはちょっと申し訳なかったが、時間もあったので池袋店を直接訪ねてみることにした。
池袋店。出てきたのは真面目そうだけど、朴訥としているというかセールスらしくなく言葉数の少ない男の子。先に渋谷店で物件については聴いているので詳細の情報を出してほしいと依頼するのだが、また一からこちらの希望を聴こうとしてくる。ちょっとかみ合わなかったが、とりあえず見たかった物件の情報は出してもらう。しばらくして「もし時間が許せば物件をご案内します」という。こちらはただ前泊するだけだから「ものは試し」と応諾する。
池袋から高田馬場へ。山手線内の新築物件なのに意外なほど安いので、何かあるなとは思っていたが、まるで迷路のような路地の奥まったところの物件だった。車で案内してくれたのだが、迷うこと小1時間。最後は車を置いて地図を片手に歩いて案内しようとしてくれたのだが、さらに迷い込む。日が落ちて暗くなってしまったのでますます「袋小路」という感じ。最後は、しびれを切らせたわたしがたぶんこちらだと思うと角を回らせてようやくたどり着いた次第。
案内してくれた営業マンくん。迷ったあげくに行き止まりの路地に突っ込んだ際に、リアのバンパーを思いっきりへこませてしまったし、最後、わたしに必要書類を渡そうとする際にも何度かお店に連絡を入れて指示を仰がなくちゃいけなかったり、カバンの中がぐちゃぐちゃだったりと、先が心配だけど、がんばってねという感じ。わたしは彼の成績がどうであれ、いい物件を探すだけだし・・・。
はじめての不動産屋さん訪問、はじめての下見は、疲れたなぁ・・・というのが正直な感想。これからの生活と同じようなコンビニフーズの夕食を狭いシングルの部屋で食べながら、もうひとつの物件の下見はどのタイミングで行こうかと考えている夜だ。