2005.08.30 衆議院選挙
朝はスッキリとした青空がひろがっていた。暑さもさほどではなく秋もすぐそこというようなさわやかな気分になったのが、天気予報は夜には雨と報じている。「まさかぁ・・・」と信じることをせずに洗濯物を干していく。大した量ではないけれど下着やタオルも干してある。で、その「まさか」が的中。(まさかじゃなくて天気予報が正確だったということね)20時すぎに退社したときの乃木坂はちょっと強く雨が降っていた。
会社の傘立てにあった誰のかわからない壊れかけのビニール傘を借りて帰ってきたので、とりあえず濡れずに帰ってこられたけれど、洗濯物は心配だった。降り立った氷川台は雨はあがっていたし、水たまりもできていなかったので、さほどの量の雨ではなかったようだ。心配だった洗濯物もちょっと湿っている程度ですんだ。ホッとする。
そうそう、きのうの予告どおり本日から東京メトロは定期券での利用。朝は券面に表示されている両端の駅から乗車でそれぞれ途中下車、帰りは経路内の途中駅から乗車で券面の駅までの乗車というかたち。やっぱり楽ちんでいいや。
本日、衆議院選挙が公示。駅までの道のりにいっぱい掲示してあった石原東京都知事と候補者の顔が並んでいた「自由民主党」のポスターは、1週間ほど前に日の丸弁当のような「日本」と書かれたポスターに一斉に貼り替えられた。そう、ここは注目選挙区のひとつ東京10区だ。郵政民営化に反対した造反組で新党日本を旗揚げしたK氏と、小泉首相が送り込んだ自民の「女刺客」K女史に、民主のS氏、共産のYさんの闘いとなるようだ。でも、住民票を移していないのでわたしはこの顔ぶれの争いに票を投じることはできない。やじうま的に行方を楽しみにしたいと思っている。
そのわたしが投票できる愛知4区には、公明党の候補者が準備不足で出馬を断念したのを受けて自民党公認で「料理研究家」のF女史が落下傘候補として出馬している。現職の民主M氏と、共産Sさんの三つどもえということのようだ。地元選出の国会議員さんに何かをお世話になったということは一度もないけれど、それでも選挙のために住民票を移してきただけというのってどうなのよという気はする。これは政党の支持以前の感情的な問題だけど。ちょうど投票日の11日は名古屋にいるはず。せっかく行使できる国民の権利だから無駄にはしたくないと思っているところだ。
衆議院解散以降の報道のそれは、ワイドショーのノリでどうにも気分が悪かった。マスコミをうまく利用することに長けた小泉首相の戦略に乗せられて、なんだか先日の24時間テレビのような一大イベントというか、豪華バラエティショーを見せられている感じだった。それでもすこしでも投票率が上がったとしたら小泉首相の功績なのかなとは思う。でも、キチンと文章を最後まで紡がずにキャッチフレーズだけでというか、短いキーワードのインパクト勝負という今のやりかたをいつまでもあがめていちゃいけないと思うんだけどなぁ。
9時20分後の帰宅とちょっと早かったので、きょうの夕食はちょっと手間をかけた。ナスの煮浸しとたらのバター焼き、冷や奴の大根おろし添えとボリュームたっぷり。ちょっと夜更かしをしないと消化に悪そうだ。秋ナスが出回りはじめて安くなったのはいいけれど、1袋5本入りとなるとひとり暮らしにはちょっと多いよね。でも、もったいないから食べるけれど・・・。