2005.10.09 帰京
きのうというかけさはカラオケからの帰宅が深夜だった。7時半には起きて8時すぎにはお祭りのお宿に出向く。片づけが終わって簡単なおつかれさん会が終わったのが18時すぎだった。結構、長い一日だった。
町内会の行事もこれで大きなものはおしまい。任期もあと半年ほど、ちょっと肩の荷が下りたというところ。えっ?この人も知っているの?という方に「東京からわざわざごくろうさま」と言われたりして、ご町内には広まっているんだなぁって実感。「立派なおうちが建ちますね」とも言われた。敷地は広いけれど決して「立派」ということではない。「新しい」ということはまちがいないけれど。
きのう、少しだけお祭りのお宿を抜けさせてもらって、躯体工事がほぼ終わった建物の中を見てきた。工事の現場担当者がわざわざわたしの帰名にあわせて説明にきてくれたのだ。外観的にはおうちらしくなっているけれど、壁面板、床板の隙間はまだ埋めていないし、屋上の防水工事が終わっていないので、和風建築の棟上げのあとと違って、雨降りのきのうは傘を差して建物の中を見なくてはいけない。
図面が上がったときから感じてはいたけれど、住宅展示場のモデルハウスの広々とした開放感ある間取りにはなり得ない。家具を入れ込むと意外に狭いねって思うようなことかもしれない。でも、これがわたしの一世一代の大投資として精一杯なのだ。じゅうぶんとは言えないかもしれないけれど、わたしなりに「快適」で「安心」な住環境を作ってあげられると思っているのだけど。
19時44分ののぞみで名古屋を離れる。先月の新幹線はモリゾーとキッコロであふれていたのだが、今夜の名古屋駅は「F1日本グランプリ」帰りの人でごった返していた。じつにカラフルな人の波だった。
22時すぎ氷川台の駅に降り立つ。霧雨が降っていてちょっと身震いするくらい肌寒い。「戻ってきた」というよりも「帰ってきた」という気持ちがする。誰もいない真っ暗な部屋に入っていくのだから、口をきく相手がいるわけでもないし、あたたかいぬくもりがあるわけでもない。でも、さっきまで一緒にいた妻や家族たちには申し訳ないけれど、たしかに「帰ってきた」という気持ちを強く感じたのだ。
帰りの新幹線の中で読んできた小説のようにこっちに「いい人」ができたわけでも、こころを寄せる誰かがいるわけでもないのになぁ・・・。ちょっと太田裕美の「木綿のハンカチーフ」を思い浮かべたりしているわたしだ。あぁ、でも、なんかやっぱり冷えるわ。お風呂に入って温まってから眠ろうっと。
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