2005.10.11 もうすぐ22時
3連休明け、雨はあがったけれど曇り空で肌寒い。弊社では、これまでメンバーさんも交えて「よいものを作ろう」と準備をすすめてきたオリジナルのアイテムの予約をあすから受け付けることになっている。短期間に集中するであろう(してくれないと困るのだが)予約受注を、通常の業務に上乗せするかたちで処理する体制を組まなくてはならない。それには、わたしのようなおぢさんも戦力として加わることになっている。足を引っぱらないようにしなくては・・・。
その準備作業が進む中でシステムが3時間近くにわたってダウンした。何か大きなできごとの前にはこうしたトラブルはつきものと、年長者としては鷹揚に構えているけれど、当事者にしてみればとんでもないロスタイムだ。加えて、勘違いから新たな作業の発生か?という悲鳴が上がったりしている。これは、単なる間違いで事なきを得たが、見たことのないエラーメッセージもでたりして、マスターデータがアップロードできないという緊急事態も発生して眉間のしわを深くしている人もいる。
残念なことに、グループの一体感はいまひとつ。じぶんの業務が終われば帰宅していくメンバーたち。ここで一致団結というのを期待するのは古くさい人間の証左か。といいつつ、何もお手伝いできないわたしも歯がゆい思いをしているだけ。まだ、最終電車には時間はあるけれど、ただ気を揉んでいてもしかたないので、せめて「ねぎらいのことば」は丁重にかけた上で帰ることにしよう。あすには無事問題が解決していますように・・・。
◆会社にて もうすぐ22時◆
と、ここまで書いてパソコンをシャットダウンした。帰り支度をしたところで、作業がうまくいかなくてまいっているMさんのところへ。仲間のSさんがねぎらいの声をかけている。ただ横に立ってみているだけでは何も変わりはしないし、かえって鬱陶しがられるだけかなと思ったけれど、一声かけてから帰ろうと考えたわたしだった。ダメもとでもう一度やってみるという作業を見守っていたのだが、何故かうまくアップロードでき作業が完了した。もちろん、ただ見ていただけのわたしの手柄ではない。
横から見ているわたしのことを、Sさんが「おなかが痛いときの正露丸みたい」と言った。すぐに治るということよりも飲んだということが「癒し」になるんだという意味だという。鬱陶しいではなく癒しと受け止めてもらえたことは望外の幸せだった。このチームに異動して2週目。少しずつ仲間と認められてきているのがうれしい。
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