2005.11.19 途中下車
出張帰り、東京までの片道乗車券を買って名古屋で途中下車。週末にかかる出張だったのでそんなラッキーが許された。5週ぶりの名古屋には帰りを待ち構えている要件がいろいろ。待ち構えているというよりそれにあわせて予定を組み入れているというのが正しいかも。
その最後はいつものように親しい友と杯を交わす。いつものように聞き役となるのだが、この5週間は積もった思いがひどく厚く積み重なっているようで、いつもなら野球やらなにやらどうでもいい話へとふくらんでいくやりとりが、感情のひだに極めて近いところで渦巻いていた。正義感が強くストレートでいて、そこまでしなくてもというくらいに気遣いをする彼だけに、ぶち当たると壁は人一倍に高く感じるのだろうなぁと思う。わたしは頑固さでは彼とかわらないとおもうけれど、ずるいから壁をうまくすり抜ける術を使ってしまう。壁に突き当たっている彼をみていると、なんとか少しで力になってあげたいという思いとともに、このまっすぐさがうらやましくもある。
結局、なんの解決にもならなかったのだけれど、少しだけでも重石がとれてくれたのならいいなぁ。でも、あの飲み方だときょうはきっと二日酔いだろうなと思うなぁ。
小倉を出てしばらくした時、携帯電話に着信。グループのメンバーからの急ぎの連絡だったのだけど、山陽新幹線はトンネルだらけ。通話はとても無理と判断してメールで連絡を取ろうと試みるが、こちらも送受信がなかなかスムーズにいかずもどかしい思いがした。最終的には名古屋に着いてから対応策が固まったのだけど、迫ってきている大きなプロジェクトの立ち上げに影響は必至。とはいえ、マンパワーを精一杯引き出して乗り越えるしかない。「雨降って・・・」ではないが、これを好機に替えることができたらいいのだけど。
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