2006.04.01 祥月命日
4月は名古屋で迎えた。やっぱり東京にくらべて何℃かは低いようだ。つい2,3日前も雪が舞ったらしい。名古屋の桜はまだまだ満開まで日がかかりそうだ。
毎年書いていているが、4月1日は父親の命日だ。ことしでもう満14年になるのかな。あの日、雨が降り肌寒い昼下がりに親戚への電話かけていた。「あんた、いい加減にしなさいよ。いくらエイプリルフールでもついていい嘘と悪い嘘があるでしょ」と怒られたのを今でも忘れない。
そんな祥月命日のけさは、まずお墓参りから。父親は基本的に晴れ男だったのか、告別式の時の春なのにとても澄みきった青空と満開の桜に代表されるように、法事も墓参りも雨に降られたという記憶がほとんどない。けさもスッキリと晴れていた。あさって入社式を控えた長男と、たまたま土曜日にあたったので帰ってこられたわたしも含め、家族が全員そろってのお墓参りとなった。父が墓の中から「みんなでなかよく来いよ」と呼んでくれたのだろうか。でも、こうしてみんなが揃って出かける墓参りもいつまでつづけられるのかなぁ。
午後いちばんに祥月命日のお経をあげにお寺さんがいらっしゃった。父親の実家のあ
る一宮市のお寺に永代供養をお願いしている。このお寺、和尚さんがなくなってこのかたお庫裏さんがお経をあげにきてくださったのだが、ようやくことしから若い和尚さんが後を引き受けてくださることになった。きょうがうちにとっては「デビュー」だ。まだ若いせいなのか、テンポは速いし、最後の決めも今ひとつだ。これから錬れていくというところなのかな。
そのあとは、町内会の会計さんとしての最後のご奉公として、決算報告をつくり会計監査さんのところに出向く。これも今回この時期の帰省のひとつの理由。これで2年間のお務めも無事完了、肩の荷がひとつ下りたというところ。
夜、食事を終えたあと、妻を生徒にパソコン教室を開講(?)。ことしからある役を受け持つことになったので、せめて簡単な文書くらいはつくりたいというのが妻の意向だ。まずは何がやりたいかを明確にして、それに対してWordやExcelをどう使っていくかということを考えようということなのだが、作りたいものは明確になったものの短い時間ではとても理解させられない。Excelなどまだまだその機能の半分も使いこなせていないだろうというわたしのレベルでは教えかたに足りないところが多いと思うのだが、いやぁ、ホントにむつかしい。
あしたは10時すぎにはうちを出て東京に戻る予定。入社式とその後の研修のために寮に入る長男と一緒に名古屋を発つ。わたしは、きのう原宿駅で東京~名古屋の「往復」キップを買ってきた。今、わたしの生活の軸足は東京にある。これまでずっと自宅から通い続けた長男は、あした「片道」キップで名古屋を離れる。春は旅立ちの季節でもある。
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