2006.06.05 ダメ出し
テンションが高くなっていたのか、6時半にスッキリと目覚める。東の窓からは朝日が注ぎ込んでいる。きょうはスッキリとした一日になるかと期待したが、日中は雲も多くなって、一時はにわか雨も降るかもしれないという灰色の空にもなった。洗濯物をベランダに干してきたので雨が降らないでくれたのが幸い。
さて、「仕切り直し」と決めたプロジェクトだが、社内からも情報不足からくる不協和音が聞こえてきた。言い訳になることを承知で言うのなら、あいかわらず相手先の動きがもうひとつなので、伝えきれないでいた部分もあったのだ。そのくせ、仮に設定したリリースタイミングでGOとなったときに備えて、動かなくてはいけない事情もあった。
なので、「状況は見えないのに作業や結果を急ぎ求められる」ということになってしまい、仕切り役としてはまたしても失敗と言わざるを得ないことに。このままではいけないと、夜になって関係者が一堂に会すミーティングを入れる。上長が事業部としての方向はこうだと明確に語り、万全の体制でリリースするために再リスケはするもののGOサインがでる。結局、わたしはその場も仕切れずじまい。
そんなわたしに「しきり役はこのままでいいんですか」と、真正面に座っていたKさんからダメ出し。当然のことながら目は笑っていなかった。じぶんで考え、じぶんで行動し、結果についてはじぶんで責任をとるという自営業での生活が長く、同業者の団体での仕事もダメ出しはされても、叱責されることはなかったから、ここまで明確に否定されることはあまり経験にない。
まぁ自らの招いた結果だし、しかたないことなので不思議なくらい落ち込みはしなかった。ショックも感じなかった。もしその場の空気が「しきり役更迭やむなし」となれば、素直に身を退くつもりでいたが、もういちど失地回復のチャンスを与えてもらった。事業部内で今回のプロジェクトを担当したのは、歳はとっていてもWebプロデュースの経験のないわたしと、ことし2年目の若いI嬢。幾多の経験を積んできた他のメンバーと同じ言語でプロジェクトを語るのは厳しいよねと温情判決を受けたというところか。
もっと早い段階から相談を受けていればアドバイスもできたのにという声も聴いた。べつにプライドが邪魔をして聴きにいけなかったわけじゃない。何度も書いてきたことだけど頭を下げることは厭わない。要はわたし自身が全体像を把握できていなかったということ。聴きたくても何をどう聴いたらいいかわからなかったというのも事実。というよりも、10まで語らずもわかってくれているはずという思いこみからくる説明不足ということか。
わたしはともかく、わたしについたことで、深夜まで手を動かしつづけてくれていたのに評価を下げることになってしまったI嬢には申し訳ないかぎり。ともに失地回復をめざすのだが、彼女のキャリアのためにもいい方向へ導いていかなくちゃと考えるわたしだ。
23時15分退社。0時すぎのスーパーで豚肉やサワラの切り身などを購入。その豚肉でピカタを作る。べつに「やけ食い」ではない。
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