2006.10.19 「盾」となる
秋晴れがつづく。気持ちのよい朝の空気の中ベランダに洗濯物を干す。けさはお昼のお弁当づくりに洗濯、段ボールを古紙回収に出す準備など、われながら段取りよくいったなぁと満足。
3階からの階段はちょっと右脚を引きずるように降りた。起きだすちょっと前、強烈なこむら返りに襲われたのだ。足が攣った夢を見ていたのだが、どうやら夢ではなかったようだ。ベッドから起きだし立ち上がるのに「よっこらしょ」とかけ声がいりそうなくらいのこむら返りだった。
わたしが今あるのは、化粧品店の団体でいろいろ勉強させてもらったからだというのは、あちらこちらに書いている。全国規模の大きなイベントをひとりで仕切ったこともあったし、団体のサイトを立ち上げたり、グループウエアを導入したり、IT化推進の旗振りを担ってきた。
ただ、そこでの仕事は基本的にボランティア。認められることや任されることがうれしくて、じぶんのお店のことをさておいて注力してきた。(それがお店を閉めることになった遠因ともいえる)そのことで収入が得られるわけではないから、褒められこそすれ、非難されることはない・・・はずだ。それでも、常にスポットライトがあたっていることで、やっかみや妬みのような仕打ちを受けることもあった。
そんなとき、盾となってかばってくれた恩人がいる。「オレがいいと言っているんだから思い切って好きなようにやればいい」といつも言ってもらってきた。それが常に心の支えだった。(恩返しの機会をいつも心に秘めている)
給料をもらって「会社」という組織の仕事にコミットするとなると、ボランティアとは違う。じぶんとしてもらっている給料分の仕事さえすれば、あとはどうでもいいと考える向きもあろう。与えられたミッションをこなすだけでなく、さらに高いステージをめざすことのじぶんの「働きがい」と感じる向きもあろう。個々の考え方はさまざまであるのは理解できる。
ただ、それらを束ねる立場となると、コミットの度合いの濃淡が同じグループの中に生じてくると、目標達成に向けてめざす到達点はきまっていてもその歩みにズレを生じさせる。もちろん、みんなちゃんとがんばってくれている。そのことはまちがいないのだが・・・。そんな軋轢の中で迷い悩むメンバーも出てくる。ここでわたしに求められるのは、年長者らしく「重し」となってメンバーをまとめること、進むべき道をキチンと指し示すこと。そして結果を残すこと。
結果ばかりをみれば、軋轢の狭間に苦しむメンバーが多くなる。プロセスだけを重視しているだけでは結果はついてこない。そのあたりのさじ加減がむつかしい。でも、ほんとうにがんばっている人の汗に報いられるようにするのがわたしの大事な仕事でもある。わたしがしてもらってきたように、あるときは「盾」となる必要がある。それが間接的な「恩返し」でもある。
今夜の退社は22時10分。うちのグループでは最後だった。べつに残業することがえらいわけじゃないけれどねぇ。
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