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2007/01/01

2007.01.01 感謝の元旦

 2007年元旦。おそらく51年の人生で生まれてはじめて「初日の出」を見た。自営業をやっていた時代は、そんな時間には起きられないというか起きて見にいこうという気分にはならなかった。年末をのんびりおだやかに過ごせるようになってはじめて生まれた余裕といえるかもしれない。

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 6時半に起きだして出かけた先は、うちの近くではもっとも高台といえる「見晴台公園」。縄文式住居跡が発掘されて資料館もある歴史ある場所というところも気分を厳かなものにしてくれる。7時すぎの初日の出の瞬間は100人近い人たちと迎えた。「いい年になるかもなぁ」って気分になる。

 その後、笠寺観音にお参りをし、地元の氏神さんである七所神社もお参りをして帰ってくる。新年早々から清々しい気分だ。新年を同級生たちを迎えた長男と、初日の出を拝んで帰ってきた次男とを加えた家族5人で、元旦のわが家の決まり事である熱田神宮への参拝に出かける。御垣内へ参拝に入るのだが、例年と最初のお祓い(お清め)が変わっていてより厳粛さが感じられた。ここでも「いい年になるかもなぁ」って思う。

 妻の家のお墓参りに出かけたついでに、ことしもスーパーマーケットの初売りに。目的はテナントに入っているスタバへ寄ることだったけれど、ついついバーゲン価格となっていた靴を買ったりする。このあたりが人間の心理の弱いところだ。

 夜は、これまた例年どおり泊まりに来た妹一家とすき焼きの夕食。毎年受験生がいる妹一家はことし三男が高校受験だ。去年までバイトで元旦からいなかった長男が一緒に食卓につけるようになったが、ことしは次男がバイトだ。こどもたちがここまで大きくなると両家総勢10人が一同に会すのはなかなかむつかしい。お年玉をあげるのもあと何年かな。親同士では逆にこどもから「お年玉」をもらえる日はいつくるのだろうねって話し合ったりする。

 でも、何のかんの言ってもことしも「平和」で「おだやか」で「幸せ」なお正月を迎えられたことに感謝、感謝の元旦である。


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