2007.01.10 プルート
寒さがちょっとゆるんだ感じ。朝ベッドを抜け出すのも苦じゃない。最低気温も3℃台だったらしい。ことしはこのまま「雪」を見ることなく過ぎていくのだろうか。降れば降ったで交通機関への影響が大きいから大変なのは明白だけど、こどもみたいに雪景色を夢見るじぶんがいたりする。
そんなことを思うのは、きのうから通勤のお供としている熊谷達也の「邂逅の森」の影響もあるのかもしれない。山の狩人マタギの世界を描いて山本周五郎賞と直木賞を受賞したというこの長編では、秋田内陸チャレンジカップで走った懐かしい地名がでてくる。そして雪深い山中での「旅マタギ」が描かれている。535ページのボリュームなのでしばらく楽しめそうだ。
アメリカでの「流行語大賞」のようなものに「プルート(冥王星)」が選ばれたらしい。昨年、矮惑星に降格となったことから、降格させる、降格させられるという意味で、プルートということばが使われているらしい。
横浜に移籍することになった工藤公康投手などは、さしずめ巨人からプルートされたというところだろう。それにしても・・・だ。この巨人という球団はまったくもってよくわからない。選手は文字どおりひとつの「プレーヤー」としか思われていないんだろうなぁ。ファンの方には申し訳ないが、「アンチ巨人」をつづけていてよかった。
財政破綻の夕張市では、希望退職などで部長と次長がひとりもいなくなるという。32人いる課長も29人が辞めるという。立場的に真っ先に希望退職に手を挙げなくてはいけないというような空気もあったのだろうと思う。こちらも人件費の圧縮効果は高くなったのだろうけれど、それにしても・・・という気になる。
かくいうじぶんも「プルート」させられないようにしなくちゃね。年末に前倒しでこなしたこともあるのだろう、年初間もない今はなんとなくのんびり空気が流れている感じがする。わたしのグループでもきょうは20時にはわたしひとりになっていた。連休を返上してリニューアルにがんばっていたセクションも、けさのリリースが順調に立ち上がってきょうは早めに引き上げていった。
わたしはというと、年末からなかなか確定しなくて困っていたスケジュールがひとつうまくはまってくれたのは朗報だったけれど、データの取り込み作業がうまくいかなくて手間取った。データの並べ方がわるいのかと何度もくり返し作り直してみるがうまくない。「不具合かもしれない」ので報告を上げてくださいといわれて、検証を兼ねてもういちどトライすると、こんどは何故かすんなり読み込みをはじめた。
でも、これが「砂時計状態」でまったく処理が完了しない。去年の暮れに起きた現象の再発か?改修がすんでいたという話だったのになぁ・・・。取り込んだデータにも少々問題があったようだ。そんなこんなで本日の退社は22時05分。氷川台駅からの帰り道、今夜は寒さを感じない。気温もたしかに高いようだけど、体調もほぼ正常に戻ったということなのかな。でも、油断は禁物だ。
« 2007.01.09 遅れ | トップページ | 2007.01.11 遅い?速い? »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 2019.03.24 楽しめたけど(2019.03.24)
- 2019.03.20 障害対応(2019.03.20)
- 2019.03.19 全面禁煙(2019.03.19)
- 2019.03.18 残念(2019.03.18)
- 2019.03.17 地域密着(2019.03.17)
コメント