2007.01.16 地震に目覚める
地震で目が覚めた。「震度3」だったらしい。スパッと目が覚めたので、外は暗いようだけど夜明け近い時間だろうと思って時計を見たが、3時20分だった。2時間弱しか眠っていなかった。ちょうど眠りが浅くなる周期にあたっていたのかもしれない。
日付が変わったので12年前のきょう17日が、あの「阪神淡路大震災」が起きた日だ。あの朝、名古屋も大きく揺れたらしい。「らしい」というのはわたしのその揺れを知らないからだ。前日、深夜まで知り合いと飲み歩いていて、この地震の発生した早朝は泥のように眠っていたわたしだ。
家族はみんな揺れに気づいて起きだしたようで、こんな大きな災害となっていることなどまったく知らずに眠っていたわたしを「タンスの下敷きになって死んじゃうよ」と白い目で見ていた。目が覚めていても一瞬の大きな揺れだったとしたらタンスの下敷きにはなると、飲み過ぎと寝不足の気合いの入らない身体を持て余しながらぼんやりと考えていたのを覚えている。
もちろんもういちど眠りについて6時40分に起きた。けさはぶりの照り焼きを作る。ちょっとつけおいた時間が短かったけれどまずまずの出来。それを休憩スペースの電子レンジで温めていたら、とおりがかかったYさんから「わたしもお弁当にしようかしら」と声をかけられた。最近、決まり事のようにいっている「台所に立つのってストレス解消になりますよ」と返しておく。それにしても人間変われば変わるものだ。
本日の帰りの有楽町線で、ちょうど熊谷達也の「邂逅の森」を読了。530ページ超の長編だったが、ぐいぐいと引き込まれるいい作品だった。カバーには「感動巨編」とあるが、じんわりと心に響く「佳作」という感じかな。読むならこの冬の時期が似合っているかもしれない。
不二家のお粗末さには腹が立つより呆れてしまう。フランチャイズのオーナーさんが気の毒だ。メーカーが製造したものを仕入れて売る小売業を長く生業としてきた身からすると、そのどうにもならない「怒り」や「情けなさ」や「もどかしさ」が想像できる。じぶんが信じてきた、愛してきたメーカーってこんなメーカーだったのかと力落としているオーナーも多かろう。
不二家の「会社ぐるみ」の隠蔽は決して許されるものではないけれど、もっと許せないのはその不二家に今になって「体調をくずした」とクレームの電話をかけている輩たち(ほんとうにそういう人もいるだろうけれど)。そして、罪のないフランチャイズのお店に心ない中傷の電話をかけている輩たちだ。その心根のさもしさには悲しくさえ思う。
本日の退社は22時05分。きのう「本格始動」って書いたけれど、動き始めるとグングンと加速がついていくのがわかる。短期にこなさなくちゃいけないこと、春そして夏に向けて詰めていかなくちゃいけないこと・・・。いくつか重なりあってきた。ミスだけはしないようにしなくちゃ。
今夜は「肉なし八宝菜」。まだ白菜はなくならない。
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