2007.01.21 ねつ造
8時起床。きのうは1時40分にベッドに入ったのだが、酒量が少ないのでスッキリと目覚めた。外は雨があがり青空がぐんぐんとひろがってきている。いつものようにトーストの朝食をすませたあと、9時半前に光が丘公園に向けて走り出す。風はちょっと冷たいが青空がさわやかで気持ちいい。
木立の中の遊歩道に入る。葉を落とし裸になって空に伸びている木々の向こうに冬の青空。こんな風景にはバラードがよく似合う。川嶋あいが心にしみる。絢香もじんわりとしみてくる。でも、午前中から♪この消えそうな三日月♪でもないか。園内を3周、トータル16.1km。
早めの昼ご飯をすませて休日出勤。日曜日、某ファッションビルでは大バーゲンが行われていることもあって原宿駅は人だかり。いつもと勝手が違って通勤のわたしにとってはちょっと迷惑な話。(って、勝手な言い分か)
13時すぎから18時すぎまで静かなフロアで地味な仕事をこなす。15時すぎまではひとりきりだった。こういう作業を一気にこなすのには、電話も鳴らない休日はそれなりに効果的。帰りは原宿の混雑を避けて、表参道から半蔵門線で永田町に出て、そこから有楽町線に。半蔵門線ホームからの長いエスカレーターを歩いて上がったけど、最後ちょっと股関節が重かった。2日で38kmの疲れ? これでフルはだいじょうぶか?
三崎亜記の「となり町戦争」を読み終え、きょうからは重松清の「送り火」。「となりまち戦争」はパロディというべきなのかなんなのか、言わんとすることが今ひとつピンとこなかった。重松清の今回の文庫は9編の短編を集めた連作集だ。その中にこんなくだりがある。”人間はみんな弱いんだ、と知った。弱いからなにかを信じ、なにかに祈る。そして、ひとは弱いから、嘘をつく。確実な事実よりもあやふやな噂のほうに心惹かれるひとが多いのは、そっちのほうが「信じる」力が強いからなのかもしれない。”
そのフレーズにひっかかるものを覚えたのは、発掘あるある大事典の「ねつ造」に起因している。いつまでもブームとなるようなネタが出つづけるはずもなく、週に1回の放送が決められている以上、いつかこんなことが起きるような気がしていた。そして、きっとそれは大きなブームになったときだろうと思っていた。淋しいことだけど、悪いほうの予想が当たってしまった。
はたして、きょう夕食後に出かけた近所の食品スーパーでは、棚に納豆がたくさん残っていた。
通販の世界では「誇大な広告表現」がまかり通っている。健康食品なのに医薬品と紛うばかりの表現も多い。諸法令をキチンと遵守していたら他との競争に負けるという言い分を述べる人もある。たしかに所管の法律は今のこの時代に則していないことはたしかだ。でも、この競い合いの先には法令違反じゃなくて、「あるある」、そして「不二家」や「おたべ」のような「ねつ造」「虚偽」「嘘」しかなくなるのではないかという危惧が募る。
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ブランド名の由来は「自由(ジユウ)に服を着る」の「自由」から来ており、2009年までにはダイエー南行徳店を初めに150店舗まで拡大していく計画だそうです。わくわくユニクロguブログです。 [続きを読む]
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