2007.03.24 大泣き
暖かい朝、天気は下り坂だけど午前中はあかるい花曇りという感じ。8時40分起床、ちょうど6時間眠れた。朝食後、燃えるゴミを出しに行く。雨が降り出す前にということなのか、今朝は早い時間からとなりのマンションの敷地との間にできる細い道の工事が行われている。これって、年度末の予算消化のニオイがする。
薄日のあるうちにと10時に光が丘公園に向けて走り出す。きょうは半袖にショートスパッツ。風はちょっと強いけれど南からの春風なので冷たくない。走り出す前に屈伸をしていたところに2階の女性(だと思う)が燃えるゴミを持って出てきた。わたしがいくどか遅れたように、ここは10時には収集が終わっている。持ち戻るのかなと思ったのだけど、そのままダストボックスに入れていた。
走りから戻ってきたときに見てみると、当然のことながら収集されずにそのまま残っている。こんどの燃えるゴミの収集は水曜日だ。ダストボックスに入れようとしているときに「もう行ってしまいましたよ」とか「持ち帰ったら」と言うべきだったのかなぁとも思うが、その勇気はとりあえずなかった。先日、うちのようなワンルームの集合住宅の巡回管理人の求人広告が入っていたけれど、いくら60歳までOKとは言ってもわたしには務まらないなぁ。
だんだん雲が厚くなってきた午後、きょうは休日出勤はしないことにしてユナイテッドシネマズとしまえんへ。14:10の回で「バッテリー」を観る。あさのあつこの原作は文庫になったそのすべてを読んでいる。(待望久しい第6巻の文庫版は4月5日発売らしい)
ネタバレになるから詳しくは書かないけれど、とかくこの手の実写版というのは、キャラクターのイメージの違いにガッカリしたり、編集や合成、特撮などで鼻白む思いをすることが多いのだけど、この「バッテリー」は原作のもつ清心さやひたむきさがキチンと伝わってきた。巧も豪も青波も、それを取り巻く人たちのキャラクターも原作を裏切っていなかった。そしてあの長いストーリーに散りばめられたエッセンスをうまく紡いでいた。
泣かされた。大泣きだった。土曜日の午後、春休み、小さめのスクリーン1とあって両隣ともに埋まっていたので、ちょっと恥ずかしかったがどうにも止まらなかった。「野球ってすごい」ってセリフがあった。あさのあつこの書く物語に共通しているこの「まっすぐさ」(おとといも書いたばかりだけど)が痛いほど伝わる。
現実は「欲」もあったり「打算」もあったりで、それが今の「裏金事件」に通じていくのだろうけれど、それにしても「希望枠の撤廃」すらできないプロ野球には残念さを通り越して呆れしまう。きょうのパリーグ開幕戦で西武ライオンズの社長がおわびを述べていたのをテレビで見たけれど、これですべてが霧散したとは思えない。
きょうの映画館にはちょうど原田巧と同年代と思われる野球少年らしき子たちが前列を占めていた。彼らが「バッテリー」を観て何を感じたかはわからないが、彼らの夢や憧れや希望を大人が踏みにじることはしたくないものだ。
夕食は、きのう半額の60円で買ってきた「アジ」の塩焼き、豆腐に玉子をからめて炒めたものと、赤だしみそ汁。早い時間だからちゃんとしたものが食べられる。
夜はテレビでスポーツ三昧。サッカー日本代表はペルーにはじめて勝利。もっとも国際Aマッチなのにペルーの代表メンバーはベストではなかったらしいし15人しか来日していなかったらしいけれど。そして、フィギュアの世界選手権、きのうのショートプログラムで5位と出遅れた浅田真央が、フリーで一気に銀メダルへ。演技を終えた瞬間のガッツポーズと笑顔、それがあっという間に泣き顔に変わるその様、そしてなんどもことばに詰まった涙のインタビュー。おもわずもらい泣き。言わされていた感のある強気の発言もプレッシャーだったことは想像に難くない。あ、安藤美姫の金メダルにもオメデトウ! オリンピックの惨敗からよく立ち直ったよなぁ。こちらにももらい泣き。きょうはよく泣ける日だ。でも、4回転にチャレンジしてほしかったなぁ。
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