昨夜もベッドに入ったのは2時をまわっていた。でも、きのうは余韻を楽しみたい夜だった。けさは6時半に一度目が覚めたが、8時まで二度寝。何故か少しあたまが痛い。酔うほどには飲んでいないんだけどなぁ。このところつづく睡眠不足のなせるワザかな?
きのうの夜、朝イチ9時に床屋の予約を入れていた。このところ、髪の長さを鬱陶しく感じていた。この間行ったのは年明けだったから、3ヶ月が経ってはいるのだが、なんだか髪が伸びるのが以前より速いような気がする(量は増えていないけれどね)。排気ガスなどで空気が汚いと鼻毛が伸びるのが速いとは言うけれど、髪の毛はそんなはずはないよね。
はたして、床屋のマスターにも「ロン毛になりましたね」と言われてしまう。おなじ散髪代金なのだから、たくさん切ってもらったほうがコストパフォーマンスが高い・・・って問題じゃない。さっぱりスッキリ軽くなって、お昼前に会社に出る。初夏を思わせるこのいい天気に仕事というのもちょっともったいないが、こどもじゃないからそんなわがままは言ってられないやね・・・。
一旦、出社してきのうまでのデータを整理したあと、イベントのお手伝いと取材に岩本町まで移動。きょうのイベントは参加者25名。これまで知る中ではなかなか雰囲気のよい2時間強だった。アンケートを見てもほとんどの参加者に「よかった」「楽しかった」「勉強になった」という文字が並んでいた。
きょうの役割は地方紙の記者よろしく、原稿も書くし、カメラマン役もこなすというもの。デジカメだから枚数を気にせず撮れるのがいい。ただ、シャッターのタイミングがフィルムより遅いので、いい瞬間を切り取るのがちょっとむつかしい。
17時半にもういちど会社に戻り、19時半過ぎまで、その画像データを整理したり、原稿書きの下準備としてアンケートに目を通したりしてくる。この頃には朝からずっと居着いていた頭の鈍い痛みは消えていたが、あした「フルマラソン」を走るのだという気持ちの盛り上がりがない。敵前逃亡したいような気持ちにもなる。練習量も圧倒的に不足していることだし、「参加することに意義がある」と割り切って楽しんでこよう。
今夜22時からNHK-BSで「鉄道ファン」向けと称した番組を放送していた。鉄ちゃんには笑われそうな初歩的な内容だったけど、ついつい見てしまった。「時刻表」を買わなくなって何年になるだろう・・・。ネットで経路を検索するのが日常的になってしまったけれど、たまには時刻表のページを繰ってみたいという気持ちにもなる。
きょうの往路で「シミタツ」こと志水辰夫の「行きずりの街」を読了。先週のA新聞の日曜読書欄で、最近売れている文庫として採り上げられていた。なんでも、平成6年の発売以来、2年1度くらいの増刷だったらしいのだが、昨年「1991年度このミステリーがすごい! 第1位」「最近の『このミス1位』と読みくらべよう!」という腰巻きをつけて平積みをはじめたら、わずかの期間にこれまでの売上を一気に上回ったという。販促のヒントがここにもありそう。
内容は「腰巻き」に偽りなし。読み応えじゅうぶんだった。しばらく女流作家路線だったけれど、骨太、濃厚路線もなかなかよい。ただ、朝の明るい陽射しにはちょっと似つかわしくないところはある。下車するぎりぎりまでページを繰っているので、ホームを歩きながら、仕事モードに切り替えていくのにちょっと時間がかかる。
さて、きょうは早く眠らないと、ただでさえ「黄信号」が灯っているあすの気持ちのよい完走に、ブレーキがかかってしまう。
エポラーシェ ビューローション