2007.07.15 コアラ
深夜1時~2時頃が雨のピークだったらしい。ゆったりくつろいで呑んだビールで爆睡のわたしはまったく気づかないまま朝を迎えた。気象情報では今愛知県に再接近しているというのに夏の陽射しが照りつけてきた。台風一過さわやかな青空というにはちょっと雲が多めなのと、梅雨らしい湿度はのこったが、吹き返しの北よりの風が強く吹いていい一日になった。
午前中は、妻の食品スーパーやドラッグストアの買い物におつき合い。ドラッグストアの日用雑貨の特売価格は東京も名古屋もほとんど変わりがないけれど、食品の価格はやっぱり名古屋のほうが少し安い。こっちで買って持って帰りたくなるものもあるが、重い思いをして新幹線で運んでもねぇ・・・。
午後は「東山動植物園」に出かける。ここにコアラがやってきたのが1984年(昭和59年)。日本で最初にコアラを公開した3つの動物園のひとつということだ。コアラの飼育舎を知らないということは、少なくとも29年は園内に足を踏み入れたことがないということ。最後にきたのは長男を連れてきたときだったかなぁ。あの時、動物をみせてもちっとも楽しそうではなかった彼。うちに帰ったら熱があったことがわかったという笑えない話だった。
きょうは植物園の星ヶ丘門から入る。花は少ない季節だが、緑は色濃く、木陰を吹き返しの風が渡り気持ちいい。最後に東山スカイタワーにのぼったときにあらためて感じたのだけど、街中に緑が少ない名古屋では、この東山の緑の森はとても貴重な存在だ。
もちろん、コアラ舎にも立ち寄る。特別待遇ともいえる立派な飼育舎で彼らはぐっすりと眠っていた。オオサマペンギンが、妙にこちらに愛想を振りまいていた(?)のとはずいぶん違う。改装中で狭いオリに入れられたままの百獣の王ライオンもかわいそうだったなぁ・・・。てなわけで、名古屋市の施設なので入園料500円也はじゅうぶんお釣りが来る感じ。
夕食前に最後を少し読み残した伊坂幸太郎の「グラスホッパー」を読了。彼の作品は「重力ピエロ」「アヒルと鴨のコインロッカー」についで3冊目かな。今回は複数の人間の1人称が同時進行で紡ぐというちょっとむつかしい構成。結構あっけなく人が死ぬのもこれまでと違う。でも、不思議なくらい引き込まれる。他の作品も読んでみたくなるなぁ。
網戸から涼しい風が入ってくる。今夜もビールをおいしくいただこうっと。
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