2007.11.30 ツキが変わる
霜月が終わった。神無月から霜月へ月が変わって、あすからは師走だ。とくに神様を信じるわけではないが、身近なところに神様がいないというのはちょっと心許ない感じがする。その意味では、11月は、ちょっと安心できるという月のはずだ。
11月最後の日の東京は、どんより曇っていて、午前中からお昼過ぎにかけて雨も降ったようだ。お昼を食べに外に出ていった人が、濡れて帰ってきていた。この時期、からだを冷やすと風邪をひいたりするから気をつけなくちゃ・・・。といっても、きょうもお弁当持参のわたしは、一歩も会社の外に出ることはなかったけれど。
師走は土曜日からはじまる。月初めの業務をスムーズに立ち上がらせるためには、きょうのうちにできる限り「神無月」を締めておきたいところ。一区切りついて時計を見ると23時になっていた。もうひとつ片づけて・・・とファイルを開いたが、ハッと気づくと有楽町線の終電ギリギリになっていて、急いで上書き保存して会社を出る。
23時42分の千代田線代々木上原行きはそれほど混んでいない。ただ、電光表示で有楽町線が人身事故の影響で折り返し運転という情報が流れている。池袋からは動いているようなのでとりあえずいつもどおりのコースをたどることにする。
山手線では、思わず笑っちゃうくらいに豪快な光景に遭遇。20代後半くらいと思われるその女性は、両手でつかまった吊り手を支点にして、電車の揺れとは関係なくぐるんぐるんとからだをくねらせている。結構呑んだんだろうなぁ・・・。でも、その大胆な動き方は楽しいお酒だったんだろうなと思わせてくれる。ただ、あしたの朝はきっと何も覚えていないんだろうな。二日酔いではないことを祈ってあげよう。
市ヶ谷駅での事故で折り返し運転をしていた有楽町線は、運転を再開したようだったが、大幅にダイヤが乱れていて、ホームには人があふれている。金曜日の最終電車は混雑することは覚悟の上だったが、10分近く遅れてようやく到着した電車は、最大級の混みかたとなる。氷川台までの10分、足の踏み場、肩にかけたトートバッグの行方に困ってしまう。
氷川台には0時30分。空にはスパッとナイフで半分に切り取ったような「月」が顔を見せている。あしたは晴れるかな・・・。月が変わって師走は「ツキ」が変わりますように。
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