2007.12.09 客商売
昨夜は0時半にはベッドに入った。アラームは8時にセットしたからゆっくり眠れるはずだった。6時にいったん目が覚めたあと、眠りが浅く夢を見ては寝返りを打つことのくりかえし。でもまぁ、よく眠れたことには違いない。外はスッキリとした青空がひろがっている。
ゆっくりと新聞を読みながら朝食。先週クリーニングに出したスーツとシャツを取りにいかなくちゃと伝票を見ると、日曜日は10時開店となっていた。9時50分にうちを出ていくが、自転車で2分も経たないうちにお店の前に着く。自動ドアの前に立ってみるが開かない。まぁ、しかたないなぁと、お店の前で待つ。髪の毛をとうもろこしみたいにブリーチした女の娘が55分に自転車で到着。どうやらこの子がバイトらしい。電気をつけたり、レジを起動したりして、10時ちょうどに「お待たせしました」と声をかけてくれた。
スーツとシャツを受け取って外に出ると、となりの薬局のシャッターが上がった。このお店も10時開店のはず。いつも外にいろいろ商品を並べているお店だから、完全に準備が整うまでに何分かを要するはずだ。・・・って、じぶんが化粧品店をやっているときも、10時ちょうどにシャッターを開けていたんだよなぁ・・・。まぁ、うちの場合はシャッターが開けばもうそれで完全な営業体制だったけど。
スーツとシャツをクローゼットに掛けて、すぐに会社へ向かう。お昼のお弁当に「塩焼きそば」も作っておいたし、すぐに出かけられるようにバッグも用意してあった。休日に会社に向かうときは、有楽町線を池袋で降りず永田町まで乗っていくことにしている。その分ゆっくり本が読める。
きょうから通勤のお供は、江國香織の「間宮兄弟」。去年、映画化されている(観ていないけれど)。江國香織にしては珍しいユーモラスな語り口でスイスイと読める。なんといってもこの兄弟の設定が興味深い。貧相としかいいようのない体格の兄と、体重が身長に比して重い弟。心根はやさしいふたりだけど、なかなか女の娘に理解されない。「オタク」とか「ださい」と言われている。
どう見てもスーツ用の白いワイシャツを、チノパンとあわせるセンスも変だ。しかも細いウエストをさらにベルトでしめ上げていて、ベルトの端が20センチ以上あまってたれさがっていた。
本人は気を悪くするだろうが、このくだりは長男を想起してしまい、帰りの乃木坂駅のホームで思わず吹き出してしまった。
本日の休日出勤は11時から18時まで。電話が鳴らない集中できる環境の中で、たまっていたチェックシートを決済し、ついでに人から見たら無造作な山に見える書類で埋まった机のまわりを片づける。急遽、年末にオフィスを移動することになったので、今のうちからできることを少しずつやっておかないといけない。
帰り道、池袋でプリンターのインクを買ってくる。ビックカメラとヤマダ電機の東口戦争はさぞかし・・・と思って向かったのだが、日曜日の19時前は予想したよりも人が少なかった。買い物客のピークは終わっていたのかなぁ。商戦のピークは次の週末なのかなぁ、それともお財布のひもは固いのかな? 消費に走るのにはマイナス要因の多いこの年末、景気が失速する恐れは高い。
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