2008.01.02 話のタネ
正月2日は8時に目を覚ます。泊まりにきている妹夫婦一家と一緒の朝食は9時すぎ。何年か前までは、この朝食前に走りにでていた。ことしは・・・、日和った。
亡くなった父親が「正月くらいみんなが揃うもの」ということではじまった習慣も、それぞれの子供たちが大きくなるにつれて、微妙に変調してきた。ことしは受験生がいないのでピリピリした感じはないが、そのかわりに、朝食には妹のところの次男がバイトでいない。夕食(かにすき)はうちの次男と、妹のところの三男がそれぞれバイトでいない。いずれ、こどもたちがそれぞれ所帯を持つようになると、この決まりごと自体もなくなっていくんだろうなぁ。
遅い朝食のあと、墓参りに出かける。これも父が亡くなったあとのわが家の正月2日の決まり事。妹夫婦一家も一緒に出かけてもらっているが、こちらもいつかわが家だけになり、わが家も全員が揃って出かけるということがなくなる日がくるだろう。いつまでも「こどもたちは親に従うもの」ではない。
お墓からの帰り道に立ち寄ったパーキングエリアで見かけた自販機。珈琲を一杯ずつミルで挽いてドリップして作るというもの。それ自体ははじめてではないが、自販機の中で行われている行程が「ライブ映像」でモニターに映し出される仕掛け。珈琲豆がコロコロとでてきて(1粒途中で止まっていたように見えた?)、それが挽かれドリップされ、カップに蓋が乗せられ取り出し口にでてくるまでが見てとれた。まぁ、1度は「話のタネ」になるが2回目はべつにいいかなぁ・・・。この「無駄に優れた」機能のためにちょっと高いしね。
夕方近く、名古屋港ガーデン埠頭の「イタリア村」へ出かける。ヴェネツィアを模してゴンドラが浮かぶ運河が造られ、その両脇に「ニューシネマパラダイス」で観たような(?)お店が建ち並んでいる。要はイタリアをテーマにしたショッピングモールだ。オープン当初は入場料をとっていて、その金額分が買い物や飲食に使えるというシステムだったようだが、今は入場は無料となっている。
とくに「ショッピング」が大好きというわけじゃないわたしたち夫婦にとっては、とくに触手が動かされるものがない。食材市場のパスタの品揃えや、イタリア直輸入のお菓子のパッケージデザインには見るべきものがあったけれど、それでも「これはぜったい買いだ」と思わされるものはなく、何も買わずじまい。まぁ、こちらも「話のタネ」ということで。
お墓参りから戻る途中に聴いていた「箱根駅伝」のラジオの実況中継、芦ノ湖のゴールまであと500mを切ったところまでタスキを運んだのに、両脚の痙攣で前に進めなくなってしまい途中棄権となった順天堂大学の5区の選手、1区の出遅れからレースプランが大きく狂ったことが影響しているのだろうが、「駅伝」の重さ、厳しさ、伝統校、前年優勝校に課せられる重圧を思う。三浦しをんの『風が強く吹いている』みたいに10人の選手だけで挑んでいるわけじゃないから、コースに立つことが叶わなかった何十人もの部員もいるはず。1区の選手ともども、今夜は眠れないだろうなぁ・・・。
« 2008.01.01 2008年大丈夫? | トップページ | 2008.01.03 始動へ »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 2019.03.24 楽しめたけど(2019.03.24)
- 2019.03.20 障害対応(2019.03.20)
- 2019.03.19 全面禁煙(2019.03.19)
- 2019.03.18 残念(2019.03.18)
- 2019.03.17 地域密着(2019.03.17)
コメント