2008.01.08 信じられない
きょうはおだやかな冬晴れの1日になりそう。朝の最低気温はきのうより下がったようだけど、とくに寒さは感じない。けさは6時40分起床。半年間つづけた朝ミーティングがなくなり、そのためにデータを用意する作業から開放されたので、少しゆっくり出ていってもだいじょうだからだ。(もっとゆっくりしようと思えばそれも可能だ)
きょうは、池袋から埼京線で恵比寿まで、そこから地下鉄日比谷線で神谷町へというコースを往復ともにたどる。出口に近い乗車位置の確認とそのあたりの混み具合を確認する。ドアにくっつくように立っている人で満員の電車から、池袋でどっと人が降りる。乗り込んだのはそれより少し少なめ。ギリギリ文庫本がひろげられる込みかただ。たぶん、新宿や渋谷で出口に近い後よりは、とんでもなく混んでいるだろうことが想像できる。
恵比寿からの日比谷線は、こちらもギリギリ文庫が読める込みかた。あとから乗り込んできた外人の男性が、わたしとそのとなりにいた人に「MOVE!]と声をかけてくる。要はもっと中へ詰めろといっているのだ。そうはいっても、それほど奥に詰められるわけではない。くだんの外人さんは誰にいうとでもなく「しんじられなぁ~い」と言っている。でも、わたしは知っている。その男性、整列乗車の列を無視して横入りしてきたことを。それこそ「しんじられなぁ~い」のはあなたのほうだって、胸の中でつぶやく。
通勤のお供は。けさから石田衣良の掌編集「てのちらの迷路」になった。短編はどうしてもつぎはぎのような読み方になる通勤時間の読書には都合がいい。手に取った人の心模様にピッタリとフィットした物語を綴りながら、いろいろな人たちの人生の岐路を何百年と旅していく本の話「旅する本」という1編があった。その時々に手に取った人を勇気づけ、和ませてくれる本があったらいいよなぁ。
「労働というのは、職務とはまったく関係のない苦痛に耐えること。それが過半である。」というくだりもあった。たしかに、労働だけでなく人生だって、うまくいかないときにいかに堪え忍ぶかが肝要だ。悩みは尽きないもの。でも、基本的に「へこたれること」をしらないわたしには、耐えているとか、我慢しているという意識はないけどね。
本日は22時15分退社。ひとつまたひとつと引き継ぐことで仕事の負荷が減っていく。あたらしく所属した部署の仕事はまだ具体的にはスタートしていない。少しずつはやくかえれるようになってくるかもしれない。
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