2008.01.20 負けてもいい
仕事の夢を見ていた。うまくいかない話ではなく、誰かとこの先よりよいかたちにするためにはどうしたらいいかを話し合うようなポジティブな夢だった。なんとなく満足したところで目が覚めた。10時20分だった・・・。たしか、8時にいちど目を覚ましたことは記憶にある。あと少しだけ・・・と目を閉じたら、あっという間にこの時間だった。ちょうど10時間の睡眠となった。きのうは決して呑みすぎたわけじゃない。
ということで、日曜らしく(?)朝昼兼用のブランチとする。昔「りんごダイエット」が流行ったことがある。冷蔵庫にあったりんごを1個食べたのだけど、夕方近くなってもおなかが空かなかった。栄養面ではもちろん問題ありだけど、このダイエット法ってありかもしれないと思う。もちろん、とりあえずダイエットの必要のないわたしは採りいれることはないけれど。
12時近くにサミットストアに買い物にいく。週なかばに向けての冷蔵庫の補充を考えないといけないのだが、おなかが空いていないこともあって、魚にもお肉にも触手がのびない。「寒じめちぢみほうれん草」とか、ブロッコリとか、えのき茸などをカゴに入れる。今夜はシチューにしようと鶏むね肉を買う。
都道府県対抗男子駅伝を見ながらのんびりと午後を過ごしたあと、一向に空いてこない「腹ごなし」に走りに出る。きょうは距離を走るつもりはなく、ご近所を軽くめぐるだけにする。きょうは7.5km。今月のトータルはまだ100kmに満たない(90.9km)。
雲をまといながら日が沈んでいき、薄く夕焼けがひろがる。まだ雪の気配はしない。部屋の電気をつけたのとあわせて、一気に読み通すためにとっておいた重松清の「熱球」を読みはじめる。途中、シチューをつくり、夕食とした時間だけページを繰る手を止めたが、21時過ぎに一気読み完了。
いつものことだけど、「青春」だったなぁってことばを恥ずかしげもなく使えるようになり、その時代を甘酸っぱくも誇らしく思いだせる「おぢさん」世代には、直球で胸に響く。べつにタイトルが「熱球」だからとか、高校球児のOBの話だからというわけではない。ただでさえ、涙腺がもろくなっているから、それをまともにこころで受け止めたらひとたまりもない。今回もティッシュペーパーのお世話になる。(山になるまではいかなかったが)
高校野球の神髄は負けることだ。勝ち続けられるのは甲子園の優勝校しかない。おとなになっても「負けること」ばかり。負けたって「よくがんばった」って言えるのならそれでいい。逃げたくなることは山ほどあって、逃げ出さなければどうしようもないことも何度でもある。逃げることは決してダメなことじゃなくて、逃げたいのに逃げられないと思ってしまうことがダメなこと。負けたって胸を張っていればいいんだ!
「人生に、コールドゲームはないのだから。」というキャッチコピーが言い得て妙。おぢさんにあすの勇気と元気をくれる1冊だった。
シチューとこの1冊とで、からだの奥のほうは暖かくなったけれど、しんしんと冷え込んできている。まだ、雪は降ってきていない。地下鉄だけで通勤できるとはいえ、あしたの朝は少し早く起きて交通状況の確認が必要になりそうだ。
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