2008.03.02 マグロと大根
気温6.2℃、湿度47.7%、北北東の風5.4m、「絶好」のコンディションの下で10kmマラソンを走る。スタート前にはいっぱいに降り注いでいた陽射しは、スタートと同時に薄い雲におおわれてしまったが、汗をかくような気温にならなくてかえって好都合。ただ、ひねもすのたりというようなおだやかな春の海の風景にならなかったのはちょっと残念。でも、きょうはマラソン大会だから走りやすかったほうに軍配を上げよう。
そう、きょうの大会「2008三浦国際市民マラソン」は海が見えるロケーション。スタート会場も砂浜だ。最寄りの京急「三浦海岸」駅までは2時間強。まるで遠足のノリ。そのため、けさはまだ明け切らぬ5時20分起床。氷川台6時14分発の有楽町線に乗車。定期券で有楽町まで乗れるので、そこから品川へ。品川からは京急。始発の特急は楽に座れた。公共交通機関はこれしかないからもっと混むかと思ったのに・・・。おかげで奥田英朗「サウスバウンド」下巻に集中できた。途中でふと顔を上げるといつの間にか満員になっていた。横浜から乗ってきた人が多かったようだ。
三浦海岸駅の自動改札は2台。ふだんはそれでじゅうぶんなのだろけれど、きょうのように限られた時間に一気に人が集中すると処理しきれない。キップで乗車した人は臨時の有人改札からすんなり出られた。suicaやパスモが一気に浸透してきているが、こんなところに盲点がある。わたしはモバイルSuica。改札を出るのにずいぶん時間がかかって、駅前で待ち合わせのFさんをずいぶんお待たせしてしまった。
お待たせといえば、スタート場所への集合がギリギリになって後方からのスタートとなったので、スタートラインをくぐるまでに4分近くかかった。その後も4630人のランナーとあって海岸沿いの片側1車線の県道はなかなかペースに乗れない。7分遅れでスタートのハーフの部の選手が、すぐに追いついてきたのでセンターラインの右側に出られない。ようやくハーフの部が右折して離れていったと思ったら、ほどなく折り返しのランナーがやってきてやっぱりセンターラインをはみ出せない。
3km過ぎからの長い上り坂で、ペースダウンしたランナーをすり抜けるようにして抜いていく。目の前に入りこんでご迷惑をかけた方もあるかもしれない。折り返し6km過ぎからの長い下りは、対向するランナーの数が減ってきたのでセンターラインを越えて一気に駆け下りる。向こうに海が見えて気持ちいい!
ネットタイムは52:34。前半のスローペースがあってkm5分くらいでという目論見は見事に外れたが、前半温存できたパワーに下り坂で火がついたという感じで、後半はギアチェンジできた。爽快な気分でゴールできたから「いいレースだった」と言っていいだろうな。
レース後のお楽しみは、三浦まで来たんだもんと、Fさんと駅からちょっと離れた裏道の居酒屋さんで「マグロ」をいただく。ふだんは夜だけ営業しているお店らしいが、きょうは年に1度のお昼からの営業というところか。マグロのぶつは定番として、他に心臓(ホシというらしい)と、わた(胃袋)をいただく。そしてなんといっても「生ビール」。早起きした甲斐があろうというもの。
この大会の参加賞はお決まりのTシャツに加えて、特産の「三浦ダイコン」が1本。京急に乗っているうちは目立ちはしなかっただろうが、有楽町線に乗り換えたあたりからは、リュックから顔を出しているダイコンは、ちょっと奇異に見られていたかもしれない。新鮮だから、ホントはふさふさと葉っぱがついたものがほしかったけれど、それこそ奇異な目で見られただろうなぁ。夕食には葉っぱをおひたしにして、あとは生でシャキシャキといただく。青首の部分が多いのが特長と聞いていたが、その青首の部分はみずみずしくて甘かった。
さて、あすからの1週間は、ヒアリングをされる側に回るちょっと気が重い仕事も待っている。まぁ、なるようにしかならないから、肩に力を入れずいつものように粛々といこうっと。
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