2008.03.03 イケてる?
何かの文学賞を受賞した人に会っていた。「ガワ賞じゃないの、ガサキ賞なの」と聴かされて、「芥川賞じゃなくて谷崎潤一郎賞ってこと?」って首をかしげているところで目が覚めた。きのうまで読んでいた「サウスバウンド」の豪放磊落な父親が「文学賞を取って大金持ちになる」って大言壮語していたことが頭の片隅に残っていたのかな。
きょうは午前中、横浜まで打ち合わせに出かけた。きのうは京急で通過した横浜だけど、きょうは渋谷から東急東横線で向かう。このところちょっと長く電車を利用することがつづいているのでページを繰る手が進む。けさからは日明(たちもり)恩の「鎮火報」を読みはじめた。こちらは若き消防士が主人公。「火事の夢を見るとおねしょをする」っていったような気がするけれど、おねしょはともかく夢に見そうだなぁ・・・
きのう読み終えた「サウスバウンド」は、一気読みしたくなるエンターテインメント性の高い上下巻の長編だった。さすがは奥田英朗だなってところ。常識的にはあり得ない理想郷を、夢見るだけじゃなくて実現させてしまおうとする型破りな父親と、それに夫唱婦随の母親、そんな大人に翻弄されつつも現実の中で着々と成長していく小学校6年生の二郎。下巻で描かれる西表島での一家の暮らしぶり、とりわけ島の住民のあたたかさは、ちょっと憧れるというか、うらやましさを覚える。まぁ、わたしのような「小市民」には踏み切れない暮らしだけど。
ひとりでも私腹を肥やそうとすると「政治経済」」が発生する。誰もそんなことを思わなきゃ、政治家も資本家もいらない。お金がなくても「コンスタントに貧乏」だと、ちゃんと人はしあわせなのかも・・・。今の格差社会を思うと、この父親のいうこともけっして型破りなだけじゃないって思えてくる。
花粉は今週末ああたりがピークになるだろうとテレビが伝えている。日本に迫ってきている黄砂が加わると、症状がさらにつらくなるとさらっと言われてしまった。「ええっ、冗談じゃないよぉ」って気分。マスクでどうにかくしゃみ・鼻水は抑えているが、泪目はどうにもならない。「思わず泣けてく~るぅ」って口すさんでみる。
「泣けてくる」のウルフルズ、結成20周年を記念して、~シングル全曲やります!(そうね、だいたいね)~ と題された武道館公演が来月ある。先行予約に外れてしまっていたのだが、きのうが一般発売日。10時の発売開始はちょうど走っている時間。長男にチケット争奪戦への参戦を頼んでいたのだが、あえなく討ち死。まぁ、そう甘くないってことだね。追加公演はないのかなぁ・・・。
本日は21時に退社。キリがよかったからね。土日はスーパーに行かなかったこともあって、冷蔵庫はガラガラ。氷川台に戻ってサミットストアに寄る。魚の切り身やら、安くなっていたひき肉やらをカゴに入れる。「レジ袋はいらない」カードでエコポイントをもらう。でも、会社帰りに折りたたみ式のショッピングバッグをもっているおぢさんってどうよ。「イケてる?」or「イケてない?」
早く帰れたので、食後もちょっと余裕。買ってきたひき肉をこねてハンバーグをつくっておく。あすの朝お弁当用に焼こうとおもっている以外の2個を冷凍しておく。これって「イケてる」よね。
« 2008.03.02 マグロと大根 | トップページ | 2008.03.04 撤退 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 2019.03.24 楽しめたけど(2019.03.24)
- 2019.03.20 障害対応(2019.03.20)
- 2019.03.19 全面禁煙(2019.03.19)
- 2019.03.18 残念(2019.03.18)
- 2019.03.17 地域密着(2019.03.17)
コメント