2008.03.09 夢はかなう?
「あきらめなければ夢はかなう」はずだった。でも、それは自信に満ちた発言ではなくて、願望に満ちた発言だったようだ。異様な事前の取材攻勢と過剰な周囲の期待の中では、手術からの回復途中であることを事前に明かすことはできなかったんだろうなぁ。スポンサーとの絡みもあるだろうし・・・。ファンのひとりとしては心が痛む。高橋尚子の失速は起こるべくして起こった事態だったのかもしれないなぁ。
けさは8時起床。あたたかくなりそうだけど花粉の飛散はありがたくない。9時すぎにサミットストアへ買い物に出かける。主食になるものはあまりカゴに入っていないのに意外に金額が行った。うちに帰ってレシートをながめるが間違いではなかった。のど飴やキャラメルなどオフィスの引き出しの「常備品」の補充が大きかったかな?
マラソンをライブで見るために、お昼ごはんの支度を早めにはじめる。切り干し大根をもどしてちくわと厚揚げで炊く。ホントはふつうの揚げのほうがいいのだろうけれどね。安く買えたひき肉はピーマンの肉詰めにし、春雨は大根と簡単酢の物にする。ゆっくり台所に立てるのはお休みだからこそ。
なじみの景色が繰りひろげられる「名古屋国際女子マラソン」のスタートは正座して見守る。けん制しあって一向にペースが上がらないじれったい展開がつづいて、あたたかい陽射しもあってちょっと眠くなる。思わず「おぉっ」と声が出たのは、ピッチ走法の堀江知佳がトップに立ったとき。野口みずきと正反対の「跳ばない」「バネを使わない」省エネ走法なので、スピード練習ができていればこのまま行くかと思ったけれど、全日本実業団女子駅伝でも活躍した初マラソンの中村友梨香にかわされたあとは粘れなかった。高橋尚子もそうだけど、個人的にピッチ走法が好きなんだけどなぁ。
結局押し切った中村友梨香が優勝したけれど、北京オリンピックの女子マラソン代表の3つめの枠をめぐる争いはまたまたスッキリしないものになりそうな予感。選考対象となる大会を複数設け一発選考にしないからこその弊害だ。きょうの中村のタイムは大阪で日本人トップの2位となった森本友のタイムには17秒届いていない。またまた大会の内容を検討してという話となる。
格上の実力者が集まり、けん制し合ったレース展開から抜け出したからとか、前半の超スローペースを考えれば、大阪の森本のタイムを内容では上回るとか、さまざまな声が伝わってくる。どう結果が出てもまたまたしこりが残りそうだ。何より3枚目のキップを争う森本と中村はおなじ「天満屋」の選手だ。発表はあすの午後。果たして?
堀江知佳の5位を確認したところで走りに出た。高橋尚子の順位はあとから知った。35kmから40kmの5kmに20'59"もかかっていた。それにしても27位に終わった選手が記者会見を開くというのも異様だなぁ。
走り出しからきのうよりウンと速い。テレビ観戦ながらエリートの走りにこちらもちょっとテンションがあがってみたいだ。住宅地の中にポツンとある小さな緑地を見つけたり、住宅の建ち並ぶ細い路地に入りこんだりしながら光が丘公園をめざした。あたたかくて風もなくハーフスパッツでも気持ちよかった。本日は14km。
夕食にはカレーを作る。本日はビーフカレーだ。とはいってもオージービーフだけど・・・。満腹になると気持ちもほっこりしあわせな気分になれる。あたらしい1週間に向けて「胃」もこころも満たされたというところ。
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