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2008/03/26

2008.03.25 的確さ

 けさも夜明け前に鼻づまりで息苦しくなって目が覚めた。ただでさえあまり長くない睡眠の質も浅くなっている。でも、不思議なくらい元気だ。疲れは感じない。けさはお弁当の塩焼きそばと、おまけのおにぎり1個をつくるのが段取りよくいって、気持ちよくうちを出た。氷川台駅の入り口から地下に降りていくと、もう少しで改札階という踊り場から人があふれている。どうやら電車が止まっているようだ。

 そういえば、途中でアナウンスが聞こえていたけれど、地下道の反響にぼそぼそとしたしゃべり方もあってまったく聴き取れなかったので、何が起きているのかわからないままだった。なんとか改札階まで降り立つと、新富町駅での車両故障の影響で7時40分から運転を見合わせているという電光掲示が目に入る。なるほど、そういうことかぁ・・・。

 わたしは理由はわかったが、アナウンスがなかなか流れない。まわりで携帯で会社に電話連絡をとる人の声が聞こえる。電光掲示が見えない位置にいる人は状況がつかめないのだろう、「事故で」とか「霧で」(実際、東武東上線は霧で遅れがでていた)とか説明している人がいる。声はほとんどが男性。女性はこういうときあせらないものなのかなぁ。

 それにしても、こういうときに必要なのは的確な情報だなとあらためて思う。朝のラッシュ時間帯で、どんどん人があふれてきて階段の上のほうには不安そうな顔や、怒ったような顔が見える。氷川台駅に着いてしまうと、他の手段にはなかなか移れない。うちを出る前にわかっていれば、練馬駅まで歩いて西武線や大江戸線という方法も考えられたのだが、7時40分といえばちょうどうちを出た時間。どうにもならなかったんだなぁ。

 もう少しでイライラが爆発しそうな空気になった頃、ようやく「まもなく和光市~有楽町駅間での折り返し運転をはじめます」とアナウンスが流れる。それから、改札制限が解けてホームに降りられるまでにさらに7~8分。運転再開後最初の電車がホームに入ってきたのは8時15分。なんとかギリギリからだとバッグを入りこませる。積み残しもたくさん出た。1号車まで歩いていてこの状況、階段に近いあたりの混雑は推して知るべし。なんどもドアが開いたり閉じたりする。

 氷川台駅で開いたドアは銀座一丁目まで開かないが、反対側のドアは各駅でなんども開いたり閉じたりする。こうして遅れがどんどんひろがっていく。次の電車がつづいてくるというアナウンスはしていたが、すぐ手前の駅まできているとかいうような具体的的で的確なアナウンスなら違うのだろうけれど、それまでが安心させてくれない状況だったから、目の前の電車に何とか乗り込みたいという心理になるのもむべなるかな。

 池袋にはふだんより5分ほど余計にかかって8時30分過ぎに到着。階段は降りてくる人で埋まっていて、上りは左端の柵で区切られた1列だけしか空いていない。ホームは乗り降り双方の人で埋まり、電車から降りるのも一苦労。ここは上り用にもう少し道を空ける誘導をすべきだ。朝のラッシュ時だからホームには駅員の数が昼間の時間より多いはず。そこに人を配置する必要があることはわかっているだろうに・・・。

 そんなわけでいつもより35分余分にかかって出社。フレックスのコアタイムの1時間前に到着の1番乗りはかわらずだったけれど、朝からちょっと気持ちが疲れた。

 本日夕方からは3時間かけて今後のフレームワークづくりのためのブレスト。からだは疲れていないけれど、脳が疲労した感じ。他の全員が上長ながら年下。気後れはしないけれど、発想が貧困になっているのは否めない。年齢による衰えは隠せない。まぁ、できる精一杯をしていくだけだなぁ。

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