2008.04.03 連勝連敗
青空。きょうのお弁当のおかずは、きのうの夜湯がいておいた大根とこんにゃくとゆで卵に「献立いろいろ味噌」をかけた簡単味噌おでん。名古屋ちっくだし、なんといっても簡単なのがよい。
木曜日は長く重要なミーティングがつづく。自営業だったとはいうものの、じぶんは単なる「化粧品屋のおやぢ」に過ぎなかったことを思い知らされる。そう、経営者ではなかったということなんだなぁ・・・。感覚的に「CS」のことは理解できるが、それを理論立てて考えられるかというとどうもうまくない。きのう書いたばかりの「財務会計」の話じゃないが、数字で経営を語ることは得意じゃなかったりする。
サービス業は人に依存するところが大きい。有能なスタッフには「顧客」がつき、客単価が上がり、売上増にも貢献する。しかし、何らかの事情でその「人」が欠けたら、たちまちそれは「ゼロ」になる。ファストフードのようにマニュアルがあってきょう入ったバイトでも接客ができるような業態もあるが、それでは高い売上は望めない。それらのいいとこ取りをして、MDで顧客満足を創出して「人」に依存しない売上づくりを目指すというのは経営陣の腕の見せどころとなる。
それがうまく機能すれば、人件費比率が下げられる。だからといって「効率」のよい経営がすべて「是」ではない。・・・と思う。ならば、間接費を抑えていくことが求められる。わたしのような「おやぢ」を雇うかわりに、安く雇えるバイトをとるという判断だってある。わたしならでは・・・という価値を会社に感じてもらうために、感度を磨いていなくちゃいけないなと思ったりする。
今夜は、ことしの新入社員が主催するお花見会が近くの公園で開かれている。去年は集まりがわるくてかわいそうという電話が入って仕事の途中に参加したことを思い出す。ことしはそもそも新入社員の数も多いし、それなりににぎわっているらしいということで、きょうのミーティングの議事録やメモづくりをつづける。あしたでもいいけれど、突然飛び込んでくる仕事もあるので、きょう中に片づけておくにこしたことはない。
22時30分、花見に顔を出していた社長が戻ってくる。弊社最年長のわたしを気遣って「いとうさん」とさんづけで呼んでくれる社長だが、オフィスに入ってくるなり「きょう阪神はどうだった?」と尋ねてくる。「負けました」というと、「巨人は?」「勝ちました」。そうかぁ・・・あしたからの決戦を前に連勝連敗同士であたるよりいいかもねというところで意見が一致。けっして負け惜しみじゃない。・・・でも、仕事中に試合経過を追っていることがバレバレじゃん。
そのT社長と一緒に退社する。千代田線で代々木上原まで帰る社長と明治神宮前までご一緒。野球の話から、関西、名古屋と関東とくに東京の気質の違いまで話題が及ぶ。ふだんから話題豊富で気さくな社長だが、わたしには気を遣ってくれているのがわかる。おぢさんとしては、その気遣いに応える仕事をしなくちゃ・・・。
楽天が球団史上初めての「単独首位」らしい。これは「春の椿事」に終わるのかそれとも・・・。阪神の5勝1敗も椿事といわれないようにしてほしいもの。
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