2008.04.27 花より・・・
名古屋の朝もくしゃみと鼻で息ができないことでの口の渇きで目が覚めた。こちらでもまだ花粉はおさまっていないようだ。マスクをしていればよかったなぁと思うがあとの祭り。夜明け前、7時前と目が覚めたが、8時まで眠る。お休み2日目の名古屋は春の陽射しが戻ってきたようだ。
午前中はスーパーの買い物におつき合い。生鮮品の品揃えは、今、通い慣れているサミットストアなどの東京のスーパーとたいして違いはないが、一般食品となると地元メーカーの製品が棚割の多くを占めている。例えば、ふりかけの「浜乙女」や「マルアイ」などは東京では肩身が狭い。東京ではほとんどお目にかからない「サンドロール」パンは、本日は特売とあって平台に山積みになっていた。名古屋ではこんないろいろな種類が売られているというのになんか不思議だなぁ。
午後、おだやかなお天気にも誘われて、妻と津島の天王川公園まで藤を見に出かける。車ではきっと駐車場に入るのに大変だろうと名鉄電車で出かけたのだが、普通電車ということを割り引いても、日曜日にこの乗車率では厳しいだろうなぁと思わされる。結局、名古屋は「車社会」から脱却できないんだな。天王川公園に着いて、駐車場入り口に向けて延々とつづく車の列を見るとやっぱりなというところ。
駅から津島神社に向けてまっすぐのびる駅前通りは、ご多分に漏れずシャッター商店街と化している。何軒か開いていたお店も申し訳ないけれど買い物をしたくなる雰囲気ではない。「藤まつり協賛」として1000円均一の商品を店頭に並べていた靴屋さんが唯一がんばっている感じがあったが、帰り道にそちら側の歩道を戻ったときに見てみると、う~ん、たしかに1000円だねという品物だったし、立ち止まった瞬間にお店のご主人が飛びだしてきて「これはお値打ちですよ」と営業を始めた瞬間に「ごめんなさい」という感じ。老舗の化粧品店の本店も残念ながら生気が感じられない。もっとも、このお店はテナント店などが主力となっている。
藤まつりの会場の天王川公園は、まきわら船が浮かぶ夏祭りが有名(いちども行ったことはないが)だ。この藤まつりもそれに劣らず、観光の面でも地元の人たちにも一大イベントであるようだ。藤棚の手前の広場には野外ステージが作られ、この日のために練習を重ねてきたであろうシニアのハワイアンバンドの演奏が繰り広げられ、同じ軸シニアのダンサーたちがフラダンスを踊っている。まわりはぐるりと露店が軒を連ねている。かき氷、たこ焼き、クレープ、串焼き、焼きそば、京都嵯峨の直送(ほんと?)のタケノコ焼きというのもあった。射的、サメ釣り、輪投げ・・・。まさに「おまつり」であった。
肝心の藤棚は、満開にはちょっと早かったけれど、9種類の藤が見事な棚を作っていて見応えじゅうぶんだった。押しつけがましくないほのかな香りもよい。はじめてみた八重咲きの藤
もキレイだった。その藤棚の下で宴会をやっている人たちがあった。今しか楽しめない花、そして「花より団子」の気持ちはわからないでもないが、「シートを敷いたりロープで場所取りをしたりして飲食をしないでください」って書いてあるのにね。
帰りの名鉄電車もガラガラ。地元駅に近づいて準急から普通電車に乗り換えたとき、はじめて座れなかった。これ単に車両の編成が2両だったということ。ふだん8両だの10両といった電車に乗っていることから考えるとお寒い限り。
今夜の阪神vs巨人戦、テレビの中継が終わったあと、サヨナラ勝ち。抑えのクルーンから新井が粘って押し出しのフォアボール! 同点に追いついた赤星の内野安打といい、いやぁ、気持ちいい。初めての同一カード負け越しが、よりによって巨人相手にか?って一瞬弱気になったが、終わってみれば晴れ晴れしい気分、やったね。
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