2008.05.15 認めて正す
きのうの夜は、2時近くになって高任和夫の「偽装報告」の残り数ページを読んだ。「間違いとかミスとかは、じつはいいものなのだ。会社の欠陥を認識できるからね。会社のありようを反省し、対策を考えるチャンスなんだ。・・・・ついでにいうと挑戦心とは、外にむかって発揮するものだけじゃない。内なる敵と、じぶんの弱さと闘うことだ。」誤りを認めること、そしてそれを正すことは、なかなか勇気のいることだし、それがじぶんのことだけじゃなく、「会社」全体のものだとしたら、さらに大きな勇気を要することになる。
けさの原宿駅ホームから改札に向かう階段の途中のふたりの男性で、どうやら肩がぶつかったらしい。よくあることなのだが、ぶつかられた方のスーツ姿の若いサラリーマン氏は、大学生くらいのカジュアルな男性に「あやまれ!」というようなことを言ったらしい。ぶつかったほうの男性は無視を決め込んだようで、改札への通路をすたすたと歩いていく。
その態度にさらに怒りを覚えたのか、サラリーマン氏は大学生くんの背負っていたデイバッグをつかんで立ち止まらせようとしている。しばらくそのまま歩いていこうとした大学生くんだが、そのしつこさにキレたのか、くるっとふり返って何か捨て台詞のようなことばを吐いたようだ。こんどはサラリーマン氏がキレて、大学生くんの襟元をつかんで今にも殴りかかりそう。一触即発の空気が朝の駅構内にひろがる。まわりの人がサッと引いて、ぽっかりとふたりだけの空間ができる。
まわりが引いたのを感じてか、それ以上のケンカには至らなかったが、両者ともに朝から気分がわるかったことだろう。あ、もともとサラリーマン氏は、虫の居所が悪かったのかもしれないけれど。大学生くん、自動改札にひっかかっていた。どうも、頭に血が上っていて違う乗車券でタッチしたようだ。すぐ横の改札を通過したサラリーマン氏「ふんっ」って鼻で笑っていた。
なんか、朝からいらだっている人たちが多くなったような気がする。みんなちゃんと「朝ごはん」を食べたほうがいいぞ!
きょうは新宿の現場に「本部応援」で入った。社内での仕事を早めに切り上げて16時頃に新宿に着く。そこから23時すぎまで、缶詰状態でサポートの作業をする。3月にも行ったのだけど、現場の作業負荷を軽減しようと、サポート側の負担を重くしたこともあって、3月の時よりも時間がかかって、ふらりと休憩に立つこともできなかった。この「本部応援」は日曜日まで続く。
有楽町線は最終。うちに帰りついたら0時半をまわっていた。夕刊に中国が、日本の救助隊を受け入れることにしたという記事が出ていた。どうやらこれまでは「物資」の支援だけを受けていたようだ。発生から72時間が生死を分けるタイムリミットといわれている。その72時間は15日の午後に過ぎてしまっている。
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