2008.05.26 偉そうなこと
暑かった。麻混のさらっとした長袖シャツ1枚で上着は持たずに出たけれど、それでもうっすらと汗をかく。このお天気に、クールビズというわけにもいかないスーツにネクタイの男性諸氏はホントお気の毒。
きょうで原宏一の「姥捨てバス」を読了。この人の作品は初めてだけど、ブラックユーモアというか、荒唐無稽な作風が秘かな人気を集めているらしい。巣鴨で集めたおばあちゃんを秘境の自給自足の山荘に送り込む「姥捨てツアー」がメインテーマだけど、そこには今どきの高齢者問題(とりわけ二世代間に横たわる問題)をデフォルメしつつも巧に織りこんでいる。
「年寄りはこどもの家族と暮らすのがしあわせ」なんて言われているけど、こどもの家族の世話になるほどつまらないことはない。なぜならそこは自分が主体となって生きていける環境ではないからだ。・・・さらっと書かれているが、なかなかむつかしい話だ。後期高齢者なんて失礼な言い方がもんだいになっているが、元気なお年寄りが多い今だからこそ類型的な押しつけはみんながしあわせになれないということか。って、単身でのびのび(?)暮らしている身では偉そうなことを言えた義理ではない。
偉そうなことといえば、そんなつもりはなく伝えたメッセージがうまく伝わらなかった。きのうの夜、結構遅くまで誤解を受けないようにと考えてみたんだけどなぁ。文章にしてしまうと、その受け取り方は人それぞれということなのだということは、これまでもイヤというほど思い知らされているのだけど、ホントむつかしい。
F1を見ていたからではなく、そうしてメッセージを考えていて夜更かししたのだけど、きょうの午後は眠かった。横浜での打ち合わせだったのだけど、これまでに決めてあったことの確認という部分も多かったので、時々ストンと落ちてしまいそうになり、必死にこらえた。なので、打ち合わせの内容より、こらえたということが強い印象だったりする。
戻って、ルーティンの集計作業などをかたづけ、本日は21時05分に退社。週明けからすみません・・ってところ。もっとも、遅くまで残っていることが偉いわけじゃないけれど。ことし、これからの目標は、時間を有効に使ってあたらしいことを身につけたいということ。将来に向けて引き出しはいくつあってもいいのだからね・・・。
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