2008.06.05 生まれて初めて
きのう書いた「生まれて初めて」というフレーズに、きょうもハマっている。考えてみれば、あのまま街の化粧品屋のおやぢをつづけていたら、この歳でこんなに「生まれて初めて」を体験することはできなかっただろうなと思う。そして、自画自賛になって気恥ずかしいが、今もその「生まれて初めて」を楽しんだり、好奇心をもって取り組めるポジティブな自分はちょっと誇らしい。
「生まれて初めて」のひとり暮らしはもうすぐ丸3年が終わる。23時すぎに煮物を作ろうと、ニンジンやじゃがいもの皮をむいている自分がいとおしい。身につけるものも、こちらにきてから調達したものがほとんどを占めるようになった。
「生まれて初めて」の通勤ラッシュは、3年経ってもまだ好きになれない。まぁ、もっとも好きな人などいないだろうが。けさは、目覚ましより早く起きたこともあって、きのうより10分早くうちを出られたというのに、会社に着いたのはきのうより3分早いだけだった。山手線が原宿駅のすぐ手前でしばらく止まった。前を走る電車で急病人の救護活動を行ったからというアナウンスだったが、ほとんど原宿駅のホームに差しかかるところだったのでちと残念。そうした乱れは連鎖するもので、小田急線からの乗り入れてくる千代田線の電車もまた遅れた。
「生まれて初めて」の会計ソフト勘定奉行は、親会社の経理担当さんに指摘を受けては、その対処法を教わり、何度も修正をくり返しながらなんとかまとまってきた。「簿記を習っておけばよかった」とこぼすと、社長からは「習うより慣れろだから」と言われ、経理担当さんからは「経理は特殊な世界だから気にすることはないですよ」と慰められている。ビシッと左右の仕訳が決まったときは、気持ちいいんだけどねぇ。
重松清を読み終えて、自分をいとおしく感じていたのだが、きょうからは東野圭吾の「さまよう刃」。いきなり、女子高生が惨殺された・・・。これもまた「生まれて初めて」の濫読だ。
本日は、22時45分の退社。星が出ているのに霧のような雨も降っている。梅雨だからしかたないかぁ・・・。
« 2008.06.04 昭和83年 | トップページ | 2008.06.06 目立たずに »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 2019.03.24 楽しめたけど(2019.03.24)
- 2019.03.20 障害対応(2019.03.20)
- 2019.03.19 全面禁煙(2019.03.19)
- 2019.03.18 残念(2019.03.18)
- 2019.03.17 地域密着(2019.03.17)
コメント