2008.06.29 体力温存
8時起床。雨だ。想定内だからがっかりはしない。9時すぎ、傘をさして雨の中歩いてサミットストアへ。きょうは「玄米」を購入する日。いつも買い物に行くときにもっていくエコバッグの他にトートバッグを持って出た。このところの物価高騰の折、少しでも防衛しなくちゃというわけで、インスタントコーヒー、マヨネーズ、ミネラルウオーターなどチラシ特売価格の必需品もカゴに入れる。本日は5,214円のお買い物。玄米5kgがあったにしてもちょっとビックリ。
キャベツや大根にアルカリイオンの水2本などでバッグ2つはそれぞれずっしり。両肩に下げて歩いてくる。バッグから顔を出しているネギの香りが鼻の近くで香る。重かったけれど、ちょっと誇らしい気分もあったりする。
午前中は、掃除機をかけただけで終わる。雨で気持ちもしっとりしているというと、聞こえがいいが、正直、行動力が低下しているだけかもしれない。まぁ、本日のところは明日に備えて体力温存という必要もあるのでよしとしよう。
お昼ごはんは納豆と揚げとでチャーハンを作る。冷蔵庫の中でしおれてきていたキャベツ(あたらしいのを買ってきたし)は、ヨーグルトをかけてサクッといただく。
午後は、読みかけだった多島斗志之の「症例A」を読了。精神分裂症、境界例、多重人格などといった症例名がくりかえしでてくる精神医療の現場の話と、戦中戦後の国宝を守るために計画されたという贋作づくりという2つの話が同時進行する。ミステリといえばミステリといえないこともないが、医療現場ものというほうが正しいかも。かなりの長編で読み応えはあったが、結末が性急にやってきた感がある。すべてにもう少しキチンとケリをつけてほしかったなという印象。
夕食は、麻婆豆腐、大根葉のおひたし、厚揚げと揚げを焼いたものをおろし醤油で、とうもろこしをゆで、きのうのイカの煮物の残り。おなかがいっぱいになり血液がそちらに力を注いでいるのだろう、本を開いてもなかなか頭に入らない。テレビを消して、少し開けたベランダのガラス戸から聞こえてくる静かな雨音を聞きながら、ぼんやりと過ごしている。こうして体力温存の夜が更けていく。
あしたは徹夜作業の予定。前回は、いったんうちに戻って午前休を取って眠ったけれど、今回は、そのまま火曜日の仕事に突入の予定。持久力はあるはずだから、まぁ、なんとかなるでしょう。べつに、このために「走っている」わけではないけれど、それが役に立つということなら、それはいいことだよね。