2008.07.30 営業力
またけさも携帯の迷惑メールが届いた、5時前だった。腹立たしい。PCと較べて着信は少ないといってもメアドを変更するのは面倒だからなぁ・・・。起きだしたのは6時30分。お弁当のおかずに「サワラ」を塩焼きにする。
燃えるゴミを出したりしていたので、きのうよりゆっくりうちを出る。けさは7時47分発の各駅停車に乗車。あとからくる通勤急行に抜かれることもあって、池袋では立っている人が数えるくらいになる。座って通勤ができるのはとてもありがたい。きょうの帰りまでで香納諒一の「夜空のむこう」を読了。
新宿二丁目に事務所を構える編集プロダクションを舞台に、そこに集う面々を描いた「群像ドラマ」という感じ。文庫で600ページを超える大冊だけど、全部で14話からなる連作集なので、ちょうどワンクールの連ドラを見るような感じで、気楽にページを繰れる。最近の言葉でいえば「Around30」の登場人物たち。そろそろ若造を卒業して、世の中にじぶんという存在の確固たる居場所を探そうとする頃か。そんな時に、思いを一にできる仲間とともに寝る間を惜しんで仕事に励む・・・。今のわたしにはもう望むべくもない年代でしかなく、ちょっとうらやましくもあり、そして本の帯にもあるが、なぜか「懐かしい」感じがする。
本日もアルバイトと正社員募集の媒体の営業と会う。この手の営業は比較的女性が多いのだが、正社員系の担当は若い男性。きょうが2回目ということもあって、ちょっとくだけた感じになっている。それは決してイヤじゃないけれど、「くりかえしになりますが」と断りつつも、この間と同じ話を聞かされたのには閉口。おかげで、次の打ち合わせまでに間にサッと済ませようと思った昼食の時間が消えた。結局、お昼ごはんはおやつの時間になった。
アルバイト求人の媒体の営業は女性。こちらは、まだ日が浅いのか、ファイルをめくって必要な情報の書かれたシートをひろげようとするのだが、「あれっ?」って小首をかしげる場面も。そのくせ、お返事はいつもらえますかという最後の一押しだけはきっちり。こちらも、営業の出来は・・・。
駅ビルなどに展開している「プラザ」(以前のソニープラザ)などの運営会社を傘下に持つスタイリングライフ・ホールディングス(東京)をTBSが買収するというニュースを見たのは、きのうのお昼頃。テレビ、ラジオの放送事業が頭打ちになっているので、「放送局が生き残るためには放送以外の事業による財政強化が必要」ということでの買収らしい。210億円という買い物については、金額にピンとこないものの、あの店舗数を一気に手に入れたことを考えると結構いけるかも。それに、まだまだ大きな影響力を持つテレビとリアル店舗を強力に結びつけるプロモーションが確立できたら、結構、業界にとっては脅威になるかも。
本日の退社は21時30分。氷川台駅からの帰り道。半袖からでた腕がひんやりする。東京では雨は降らなかったようだが、まだあちこちで雷雨や竜巻が猛威を振るったらしい。ことしの夏は「不安定」がキーワードになるというようなことをお天気キャスターが言っていた。涼しいのはうれしいが、天変地異は願い下げだ。