2008.08.17 夏が終わる
涼しい。朝は網戸にしてあった東の窓から入ってくるひんやりとした風に目が覚めた。別に「夏が好き」というわけではない(秋が好きなのだ)が、8月の半ばというのにもう「夏の終わり」を思わせるようなこの涼しさには淋しさを感じる。
9時の開店に合わせてサミットストアで買い物。空っぽになっていた冷蔵庫がにぎやかになる。タマネギ、じゃがいも、ニンジン、大根、バナナと重いものがいっぱい。自転車でよかった。掃除をすませて、お昼はうどん。涼しい(寒いくらい)ので、温かいうどん。豆腐も冷や奴ではなく、レンジで温めた。
東京の最高気温は25.5℃だけど、この気温は深夜にでたもの。気温は夜中をピークにジリジリと下がっていて、朝起きだした8時は22.8℃(練馬)、走りにでていた14時は21.8℃(練馬)だった。(午前9寺から午後9時の間の最高気温は22.9度だった)。13時30分過ぎ、走りにでようと着替えてドアを開けた頃からちょうど雨が降り出した。小雨だしすぐに上がるだろうとそのまま走り出したが、最後まで止むことはなかった。
きょうの目的地は「わめぞ」。しばらく前の新聞に副都心線でアクセスがよくなった「早稲田・目白・雑司ヶ谷」の散策MAPをつくって、街歩きをする人を誘致しようという話が載っていた。早稲田界隈は学生の街なので以前から「古書店」や「カレー屋」が多い。雑司ヶ谷には洒落た「雑貨屋」や昔から評判の「ベーカリー」があるようだ。
東京武蔵野病院の横から大谷口を抜け、大山へ。そこから池袋方面にまっすぐつづく住宅街の中の道を行く。古くからの商店や町工場が並んでいるが、日曜日で休みのところが多いということを割り引いても、元気も活気もない。新聞販売店の看板はいちばん上の「讀」の一文字が取れ、「賣新聞」になっていたりする。「激安」と大きく書かれた酒販店の看板は完全に色あせている。降り止まない細かい雨のせいもあってか、淋しい気持ちになる。
住宅街の小路を抜けるといきなり池袋西口の劇場通りにでる。駅からさほど離れていないところに小さな住宅やアパートが密集しているのが、池袋らしいところでもある。このあたりから雨は本降りになる。雑司ヶ谷の路地にあるはずの雑貨屋は見つからなかった。「わめぞ」のうちの早稲田まで足を伸ばすのはやめて、目白で戻ってくる。富士見坂を駆け上り、学習院の前のイチョウ並木の雰囲気も楽しむが、如何せん、この雨と涼しさではテンションが上がらない。
たしかに、呼吸は楽だし、消耗は少ないので、走りだけをいえば、このしばらくの中ではいちばん快調な走りといえるかもしれない。でも、やっぱり夏は、8月は暑くなくちゃ! 一旦小降りになった雨は、残り1kmを切ってサミットストアが見えてきた頃からどしゃ降りに。どのみちずぶ濡れだから今さらどうってことないが、最後まで「淋しい」気持ちのまま帰り着く。熱いシャワーがうれしいというのも淋しいなぁ。本日は19.5km。
夕食は、鶏肉、厚揚げ、ニンジン、タマネギ、じゃがいもの煮物と、豚肉のソテーと厚揚げを焼いたものをおろしぽん酢で食べる。おなかがふくれると眠くなってきた。「夏が終わる」淋しさを感じた1日が終わるとともに、わたしの「夏休み」も終わる。休み明けに待っている仕事のこともあるし、今夜は早く眠ろう。
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