2008.08.31 晴れのち「雨」
8月最後の日は陽射しが顔を出した。朝刊はビニールにくるまれていたので、朝まで雨は降っていたようだ。8時に起床。9時の開店にあわせてサミットストアへ。きょうは玄米を買う日だったのでエコバッグを2つ持って出た。きょうは開店早々からいつもより客の入りがいい。レジに入るスタッフが間に合わずいつにない長い列ができた。店長とおぼしき人が慌てて指示をだしていた。うれしい誤算だったろうなぁ。でも、これが朝だけで終わったら意味がないけれど。
陽射しのあるうちに走りに出ることにした。きょうの目的地は「綾瀬」もしくは「亀有」。最終的には「柏」に行くのだが、そこまで走ると40km近くになりそう。今の走力ではちょっとつらいので、途中から常磐線に乗ろうと決めた。
まずは荒川を目指す。いつもより相当に水かさが増している。北千住近くの千住大橋で荒川を渡り、常磐線に並行する道を行く。帰って地図ソフトを見て、小さな川の向こう側が「東京拘置所」だったことを知る。荒川を離れて住宅街の道に出た頃から、陽射しが陰らなくなって、徐々に消耗してくる。千住大橋を渡る前に、持ってきていた給水のお茶を飲みきっていた。
綾瀬駅近くは無国籍な雰囲気。いろいろな国の料理が食べられそう。脚はだいじょうぶそうなので、亀有を目指す。駅前広場は意外にあっけなくあらわれた。コンパクトにまとまった駅前だ。両津勘吉の像が建てられていた。そうねぇ、亀有だもんね。本日は23.1km。駅前のベンチでまずビール。そのあと、イトーヨーカ堂のトイレで着替え。持っていった濡れタオルで身体を拭き、洗面では顔を洗わせもらう。そのお礼というわけじゃないが、地下の食品売り場で細巻き寿司とビールを買う。食品売り場はそこそこ人が入っていたが、1階もトイレを使った2階も閑散としていた。駅の真ん前だし、日曜日の午後なのにね。
常磐線の各駅停車を待ちながらホームのベンチでお寿司とビールをいただく。これが昼食。そして「柏」。はじめて降りたのだが、駅前の商業ビルが全部ペデストリアンデッキでつながっていて、人も出ていて活気があった。あとになって知ったのだが、日本ではじめてできたペデストリアンデッキが、この柏駅東口ということだ。亀有駅前のヨーカ堂と違って、そごうも高島屋もビックカメラも丸井も人が入っていた。とくに高島屋はにぎわっていた。
帰りは日暮里で山手線に乗り換え池袋へ。本を買いに西武百貨店に向かったのだが、池袋の人出は柏の比じゃなかった。日明恩の「そして、警官は奔る」などを購入。きのうの夜は読みかけだった篠田節子の「ロズウエルなんか知らない」を2時すぎまでかかって読み終えた。過疎の街を「日本の四次元地帯」として再生させようと奮闘する姿を描いている。小さな嘘がクチコミでおおげさな「都市伝説」となっていく。笑って、ちょっとホロってさせられて長編だけど飽きさせなかった。
夜になって東京はまた激しい雨が降った。今夜はじとっと蒸し暑い。短い時間だったけどいつまでこの「不安定さ」はつづくのだろう。あしたから9月、値上げになるものも多い。月が変わると「ツキ」も変わるというわけにはいかないようだ。
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