2008.11.19 失敗と心遣い
けさも6時30分起床。睡眠時間は4時間15分。空気が冬に入れ替わって空の色が凛としてきた。
きのうの夜、立ち寄った新宿の現場、スタッフのひとりがリーダーから注意を受けていた。ぽろりと涙をこぼしていたが、基本的に現場の裁量に任せているので、何も口出しはしない。「泣いたってダメ。要はおなじ失敗をくり返さないために、どう取り組むかをかんがえること」ということばはきつく聞こえるが、接客に携わる仕事である以上、基本といえば基本。
1万回に1回の失敗でも、もし相手がいる失敗だとしたら、その相手にとっては1回に1回10割の確率の失敗となる。なので、キツいようでも「なぁなぁ」には終わらせないという姿勢が貫かれているのだ。
この3年強で数限りない失敗をしてきた。かなり大目にみてきてもらっている。接客とちがって直接利害につながる相手がいないから許されてきたのかなとは思うが、もっと真摯に失敗をくり返さないように律してくるべきだったなぁと、今頃になって思う。
本日の退社は22時50分。退社する少し前に電話をした新宿の現場で電話に出てくれたYさんは「遅くまでお疲れさまです」って言ってくれた。「そういうそちらも遅番で午後から出たとはいえまだいたじゃない」というところだけど、そういうことばがさらりと出てくるところは、訓練でできるものではない。そんなちいさな心遣いが自然にできるスタッフたちが心強い。
あすは、1日オフィスを離れての作業がある。この秋いちばんの冷え込むらしいが、暖房などの設備のない場所での作業らしいので暖かくして出かけなくちゃ、というわけで、夕食をすませた0時すぎに秋冬物との入替をしておいた。風邪をひいたら大変だからね。
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