2008.11.20 通勤と読書
6時30分起床。睡眠時間4時間15分。昨夜はサッカーのワールドカップ予選を見ていた。最後まで見ていたら睡眠時間がとても足りなくなると、先制点が入ったところを見届けて眠りにつく。それでも、けさは眠い。
渋谷行きの通勤急行、つり革につかまって文庫本をひろげているわたしの目の前に座っている女性、ぐっすり眠っているようだなぁと思っていたら、突然、首が後ろに傾いてあごがあがったかと思ったら、ぱかぁ~んと大口を開けた。あまりに見事な「馬鹿面ぶり」(失礼)に、文庫の文字を追う目が時々その口の方に向いてしまう。
電車の中でお化粧するのも見苦しいが、これも相当すごいよなぁ・・・。まぁ、20代の女性が、朝の通勤電車で爆睡できるくらい日本って平和な(安全な)国なんだね。
角田光代の「さがしもの」を読了。本を読むことの楽しさ、深さを伝える9つの短編が収められている。中でいちばんのお気に入りは「ミツザワ書店」。その中で本屋のおばあちゃんがつぶやく「だってあんた、開くだけでどこへでも連れていってくれるものなんか、本しかないだろう」ということばが言い得て妙。表題作「さがしもの」もよかった。その中では「死ぬのなんかこわくない。死ぬことを想像することのがこわいんだ。いつだってそうさ、できごとより、考えのほうが数倍もこわいんだ」ということば印象的。
きょうはいったん会社に出たあと、上野に向かう。納品されてきた商品の検品とプライスカードシールを貼付する作業をする。ひさびさのハンドラベラーだったが、そこは昔取った杵柄、すぐに慣れたし、なんだか懐かしくて、そして新しいものが立ち上がる現場にいられることがうれしい。
きょうはお昼も夕食もチームのみんなと共にする。外食は久しぶり。夕食は、これまた久しぶりの「ラーメン」。本社での業務もあるが、あすもおなじ作業に出向くことにする。あしたは社食を使ってみようかな。
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