2008.12.17 心意気
ここ2日よりはよかったけれど、あいかわらず夜中に目が覚めたりして、眠りの浅い日々がつづく。けさは雨が近くどんよりと曇っていて、明るい朝の光がさしこんでこないので、テンションも落ち気味。
明け方になってちょっと眠れた分、目覚めが重い。6時30分のアラームは聞き流し、40分のアラームで意を決して起きだす。テレビも新聞のトップニュースは「人員削減」「新しい工場の建設凍結」「生産調整」「WRCラリー選手権からの撤退」など、後ろ向きの話ばかり。たしかに、自動車や電機の大手メーカーはその裾野が広く、日本経済に与える影響は大きいだろう。でも、こんな時だからこそ、創意工夫をして業績を伸ばしている会社の話など「前向きの話」を採り上げるべきじゃないのだろうか。
一旦は「内定取り消し」を決断したものの、それを「取り消した」中小企業の社長の話をネットのニュースで読んだ。「一度、採用を決めて会社の都合で、一方的に取りやめるとは、約束を破ることで非常識だ」「本人や両親は失望するに違いない」と知人に諭された上での苦渋の決断だった。「心意気」だけで経営が成り立ってはいかないことはわかる。世界に名だたる大企業となればそれはなおさらのこと。でも・・・と思う。
きょうの星占いは運気最高の1位。ホントかなぁ・・・と俄に信じられないのはお天気のせいか。駅に向かう途中から細かい雨が落ちはじめた。乃木坂では本降りとなっていた。それが災いしたわけでもないだろうが、きょうの弊社はおなかをこわした人、家族が体調を崩し病院に付き添ってから出社すると連絡してきた人・・・で朝から人が少ない。
きょうの午後は、久しぶりに横浜で打ち合わせ。雨が続いて肌寒い。きょうの東京の最高気温は9.5℃、北海道札幌の最高気温は9.7℃。12月に札幌の最高気温が東京の最高気温より高くなるのは、ここ30年間にはなかったことらしい。それがことしはきょうでもう2回目だという。
横浜往復の東横線はどちらも座れたので読書が進んだ。で、きょうで辻村深月の「凍りのくじら」を読了。後半から急展開。驚きのクライマックスに突き進んでいく。途中、長く闘病していた母の死、そしてその葬儀に駆けつけてくれた「おともだち」の責めことばにぐらぐらと揺さぶられ、電車の中だからと必死に堪えたが、涙を止めることはできなかった。
男の子にモテることだけが生きがいのような軽い娘と軽んじていたのに、その娘から「どうして教えてくれなかったの」「どうして頼ってくれなかったの」「うちら友だちじゃん」と揺さぶられる。誰だって「利害関係」でいえば、「利」をそこに感じればそれを享受しようと思うし、「害」を感じれば、それを遠ざけようとする。そんな打算などなく、「友だち」というだけでともに泣ける。そんな心根のやさしさは頭のよい悪いでは計れない。
本日は、21時退社。とくに眠いわけじゃないが、ガス欠のような感じ。まぁ、仕事もちょっと区切りがついていたし、たまにはいいかってところ。うちに着いたのが21時48分。報道ステーションがはじまる前にうちにいたのはホントに久しぶり。夕食は、きしめんとアジの塩焼き。あたたまった。
明日はあたたかくなるらしい。7℃の気温差か・・・。体調管理に気をつけなくちゃね。インフルエンザも流行っているらしいしね。
« 2008.12.16 眠れぬ夜 | トップページ | 2008.12.18 納会 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 2019.03.24 楽しめたけど(2019.03.24)
- 2019.03.20 障害対応(2019.03.20)
- 2019.03.19 全面禁煙(2019.03.19)
- 2019.03.18 残念(2019.03.18)
- 2019.03.17 地域密着(2019.03.17)
コメント