2008.12.23 大泣き
本日は、仕事のことは頭の片隅に追いやってプライベートな楽しみに1日を費やす。そして大いに「泣いた」。
18:10 NHKのホリデー日本は「秋田内陸ウルトラマラソン」のドキュメンタリー。わたしにとってウルトラマラソンの故郷。2006年、2007年の2年間、スポンサー不足と国体が開かれて人手が確保できないことなどの理由で開催されておらず、ことし9月28日に3年ぶりに「第18回」が開催されていた。走りに行きたくて行きたくて、申込〆切の最後の最後まで迷ったのだが、100km走るからだにもっていくのには、時間が足りないと断念したのだった。当日も「江古田の森公園」を走りながら、今頃どのあたりだろうって思いを馳せていた。
懐かしい風景が次から次から出てくる。おなじみになった紫蘇ジュースのエイドもでてくる。とてもあたたかかった沿道の素朴な応援がよみがえる。涙が止まらなくなった。採り上げられていたランナーは、仕事に迷いを感じている40代後半の営業マンと、いつも大会の応援にきてくれていた最愛の妻に先立たれた70代の熟年ランナーのふたり。
大覚野峠(標高560m)を歩かずに走りきることで、仕事、目標達成への自信につなげたいと考えている営業マン氏、大学生のこどもたちにもがんばっていることを感じてくれたらと考えている。退職後の第二の人生では「走ること」に楽しみを見いだし、いつもその応援には妻がきてくれていたという熟年ランナー氏、3年前に亡くなったその最愛の妻には「秋田内陸」のゴールを見せてあげることができていない。今回はゴールの姿を天国の妻にと参加を決意したという。
営業マン氏は12時間30分ほどで無事完走。亡き妻の写真を胸に下げて走った熟年ランナー氏はこれまで最長の85km過ぎでリタイアだった。まぁ、「ありがち」な演出ではあるが、舞台が「秋田内陸」とあって、ツボにはまってしまい大泣き。
ことしもまた途中で雨が降った。そんなところも「らしい」。はじめての100kmだった秋田内陸が10時間14分だったか、ベストはやはり秋田内陸の9時間05分のはず。ここのウルトラにはいい思い出しかない。来年の開催も決まったらしい。帰りたいなぁ、ウルトラの故郷へ。
大泣きの35分に先立つ午後は、ラン仲間Nさんのブログに触発されて「御徒町買い物JOG」。御徒町(アメ横)は、タラバガニや数の子やマグロだけじゃなくて、スポーツ用品もメチャメチャ安いらしい。N氏の「24日まで特価からさらに20%off」というコメントにつられて出かけたのは「スポーツジュエン」。店頭にはどれでも1050円というウエアが山積みされている。いかにも「アメ横」的。これまでのスポーツ用品を買うというイメージをくつがえされそう。サイズがあるかなと中のほうに手を突っ込んで引っ張り出している(かき回している)人がいっぱいで、なかなかそばに寄りつけない。人いきれに気後れしてしてしまって、その闘いには参戦できず、練習用にアシックスのノーマルなランニングシューズを2,503円也で購入。
往復32.1km。染井霊園を突っ切り、田端から上野まで両側がずっとお寺という道を走る。途中の「富士見坂」では西日に輝く街並みがキレイだった。帰りは、前回気に入った「ヘビ道」(谷中~千駄木)を通り、よみせ通り、大山遊座と、賑わいを見せる商店街を走る。あちらこちらでクリスマスに向けてケーキを並べていた。焼き鳥のいいニオイもあちらこちらでしたし、チキンのもも焼きがおいしそうだった。帰宅はすっかり暗くなって一番星が輝きを増した17時30分。4時間ちょっと、いやぁ、たのしい1日だった!
となると、「大泣き」というタイトルがちょっとおおげさになるが、じつは、走りに出たときにみごとに転んで、こころの中は「大泣き」だったのだ。往きの城北中央公園の近くだったから2kmも行かないうちのこと。石畳のちょっとした段差につまづいて、見事に前に跳んだ。レンタルしてきた「イカ天」全盛の頃のJ-ROCKの曲を集めたオムニバスに入っていた「JITTERIN'JINN」の「プレゼント」にあわせて気持ちよく走っていたのに・・・。ちょっと浮かれてたかなぁ。
まず、膝で着地、つづいて両手をついた。走っていて勢いがあったせいか、それだけでとまらず、軽く顔面が地面に。あごに手をやると手のひらに少し血が付く。口の中では、血の味がする。すぐ先の公園の洗面で顔と手を洗い、口をゆすぐ。タオルでおさえてもあごから血はつかない。鏡がないので様子はわからないが顔のケガはだいじょうぶそうだ。くちびるを少し切れたようだったが、もうだいじょうぶ。膝は先日のかさぶたがようやくとれたばかりの左ではなくて、右膝のお皿のところが、またまた大きなかさぶたとなりそうな感じ。ここで引き返そうかと思ったけれど、大事には至らないようだったのでそのまま走り続けたが、情けないなぁ。
昼食は、賞味期限が近づいた冷蔵庫の中のおかたづけ。厚揚げとブロッコリの炒めと鮭、そして白菜と豆腐のお味噌汁。夕食は、きのうの夜安く買えた「砂肝」を炒め、カワハギを煮付けた。夕食後、ノンビリとテレビを観ながらうちで過ごす。絢香のでていた「ハッピーX'masショー」、1社提供の「Panasonic」のCMにまた泣かされる。いやぁ。きょうはよく泣いたなぁ。
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