2008.12.31 感謝の心
昨夜は(けさはって言ったほうがいいのかな?)呑んで唄ってのフルコースメニュー。帰宅は4時半過ぎだったか。今回も「飲み放題」では、サワーメニューを上から順にという感じで飲んでいたようだ。・・・ようだというのは、カラオケの途中はかなり眠っていたようで、正直、記憶が曖昧。あいかわらず懲りない呑べぇだなぁ>ぢぶん でも、帰り道の記憶はちゃんとある。気温1℃の深夜の国道1号線沿いを「転ばずに(苦笑)」歩いて帰ってきた。
大みそかのきょうは、「お昼ごはんだよ」の声がかかるまでだらだらと眠ってしまう。上野店のみんなはきょうも営業だし、きのう一緒に呑んだTちゃんもきょうは仕事、なんか申し訳ない気分になる。その罪滅ぼしではないが、本日は、神棚と仏壇の掃除をする。ふだんは、信心深いところなどどこにもないわたしだけどね。
父が亡くなって17年になるのかなぁ・・・神棚を大みそかに清めるのはその年からわたしの仕事になっていたけれど、実は仏壇の掃除はこれがはじめて。あたらしい家を建てたときに和室を作って仏壇を置けるようにしたことは、長男としてのわたしができる「伊藤家」に対する思いだったけど、ふだんはちゃんと手を合わせることも少なくて、罰当たりのわたし。せめて1年の終わりくらいはね。
ことしも無事1年を終えられそう。何より丈夫なからだに産んでもらったことに感謝。そして、家族に感謝。仕事と新しいことに挑戦する機会を与えてもらっていることに感謝。やっぱり1年の最後に思うことは「感謝」だなぁ。ぐれていた高校生の頃、父が部屋の壁に貼った「感謝の心」という言葉を、今は素直に受け入れられる。
1年の最後はことしも「紅白歌合戦」。あいかわらず、バラエティ下手のNHKらしい演出(唄のよさをわざわざぶちこわしているみたいだ)には苦笑いだけど・・・。よかったのは木山裕策の「home」、キマグレンの「LIFE」、大塚愛の「愛」、愛しの絢香の「おかえり」、一青窈の「はじめて」、石川さゆりの「天城越え」(結構好きなんだなぁ、これ)、そして何といっても圧巻は、ピアノ弾き語りのアンジェラアキ「手紙~拝啓 十五の君へ~」、ギター弾き語りの森山直太朗の「生きてることが辛いなら」。この2曲にはたまらず落涙。なんだかんだいって、やっぱり唄のもつ力のあるものがいいということか。
なんだか、しみじみ自省的な気持ちになってことしも終わる。世の中「厳しい」のオンパレードだけど、個人的には「刺激的」で、わたしって結構がんばれるじゃんということを確認できた「いい1年」だったかなって思う。「ありがとう」とことしの最後は結んでおこう。